案様
Sliceというのは初めて知りました。キットを使わずに、自分で色々と組み立てられるという点が当方好みです。ただ次の3点の御経験を教えてください。
(1)当方ではpUC19とJM109の組み合わせで、実験を申請して許可を得た直後なので、できればこの組み合わせで実施したいです。御紹介の論文で記載のプラスミド以外でもうまくワークしているでしょうか?
(2)御紹介の論文では、主にエレクトロポレーションで大腸菌へトランスフォーメーションしています。案さんもエレクトロポレーションだけで実施されているのでしょうか?エレクトロポレーションの機械が無いので、その点が心配です。
(3)御紹介の論文から考えられる試薬のほとんどは手元にありますが、セルリティック™ B細胞溶解液(Sigma B7435-50ML 7700円)とATPを購入する必要があります。論文ででは、ATPとだけ記載されています。どのぐらいのグレードのものを購入する必要があるでしょうか?アデノシン 5'-三りん酸二ナトリウム, 結晶 (1g 和光 303-50511 800円)程度の値段でも良いなら良いのですが、分子生物学グレードのものとかになると、キャンペーン価格のリガーゼなどよりも高くなってしまいます。
(4)論文の表1を見ると、インサートをPCR増幅する際に、ベクターと相補の配列を5’末と3’末のそれぞれに30bpとか42bpとか追加したプライマーを用いる必要がありそうです。かなり長いなという印象です。案さんは、どのくらいのbpを追懐したプライマーをお使いでしょうか?
(5)他に注意点などは無いでしょうか? |
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