最近、免疫沈降(Co-IP)に取り組み始めたものです。
手技に関して質問があります。
抗体ーアガロースビーズ複合体から蛋白を溶出する時のsample bufferの濃度と量には何か決まりがあるんでしょうか。
ネット上でいくつかのプロトコールを比較してみましたが、最後の複合体からターゲット蛋白を溶出する時のSDS bufferの濃度、量がまちまちなのが気になりました。
ひとつのプロトコールでは、蛋白lysate 100ug、抗体1ugに対してプロテインA/Gアガローズビーズ懸濁液20ul(うちビーズは25%)を加えて、最終的に40ulの1Xsample bufferを加えています。(サンタクルズ)
別のプロトコールでは、蛋白lysate 200ul、抗体2.5ugに対して、アガローズビーズ懸濁液60ul(うちビーズは50%)を加えて、最終的に50ulの2Xsample bufferを加えています。(amsbio.com)
その他、見比べてみましたが、
ビーズの量(+隙間にはいった(推定)lysis buffer量)に応じて調節しているかというと、必ずしもそうでないようでした。
sample bufferの濃度(1x,2xなど)の使い分け、またその量はどのようにして決めているのでしょうか。
よろしくお願いします。 |
|