Bio Technical フォーラム

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challengeの意味 トピック削除
No.149-TOPIC - 2012/02/12 (日) 15:24:49 - 特許バイオ学習者
特許バイオ和訳学習者です。
生物のバックグランドはありませんので
皆様に御質問をお願いした次第です。

------
TITLE
ANTI-CD40 ANTIBODIES AND USES THEREOF

...

EXAMPLE 2

HIV Peptides Vaccine--In Vitro Antigen-Targeting Biology

...

On day 10, the expanded cells are @challenged for 48 h with the individual long peptides corresponding to the 5 HIV peptide sequences incorporated in the αCD40.LIPO5 HIV peptide fusion rAb.

10日目には、αCD40.LIPO5HIVペプチド融合rAb中に組み込まれた5つのHIVペプチド配列に対応する個々の長さのペプチドで、拡大増殖した細胞を48時間誘発する。
----

@の箇所なんですが、私が調べたところ
「攻撃する」「感染させる」「感作」「負荷」
などが見つかりましたが、
「誘発」は見つかりませんでした。

意味はなんとなく分かるのですが、
ここは、「誘発」が一番いいでしょうか?
※和訳は試験問題の試訳です。

よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.149-5 - 2012/02/13 (月) 05:30:38 - 特許バイオ学習者
研究者の皆様、
お返事大変ありがとうございます。

詳しい文脈が分からないとお話も進まないと思いますので、
明細書を掲載させていただきます。

http://appft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO1&Sect2=HITOFF&d=PG01&p=1&u=/netahtml/PTO/srchnum.html&r=1&f=G&l=50&s1=%2220100239575%22.PGNR.&OS=DN/20100239575&RS=DN/20100239575

ここのEXAMPLE 2です。

ちなみに私訳は「曝露する」にしていました。

しかし、月詠さんがおっしゃるように、
細かいニュアンスまでは分からず決めてました。

(無題) 削除/引用
No.149-4 - 2012/02/13 (月) 01:30:55 - 月詠
「A be challenged with B」は、「ある抗原Bに感作された個体A(→抗原Bに対する特異的免役が成立)を、同一抗原Bで再度刺激する(=二次感作)」あるいは「ある病原体Bに感染した個体A(→病原体Bに対する特異的防御免役が成立)に、同一の病原体Bに再感染させる(=実験的には攻撃感染 challenge infection)」ときに実験免疫学領域で一般に用いられる表現です。

つまり、抗原感作により特異的防御免役が誘導されている個体について、その抗原に対する特異的なエフェクター応答を惹起するために「同じ抗原を(実験的に)再投与」する、という意味合いで用いられます。

実験の全容は把握していませんけど、おそらく抗CD40.LIPO5 HIVペプチド融合組換え抗体のワクチン効果を調べるためのin vitro実験のようですので、おそらく、その文の直前に、

「ある培養系(抗原提示細胞とT細胞の混合培養系)を、HIVペプチドを組込んだ抗CD40.LIPO5 HIVペプチド融合組換抗体に暴露させながら10日間培養する(=一次感作)」
という意味合いの記述があるはずです。それに続けて、

培養10日目に、その抗原刺激によって増殖 expandした抗原特異的T細胞に、(融合抗体に組込まれている)5種類のHIVペプチド配列に対応した長鎖ペプチドを加えてさらに48時間(2日間)培養を続けて、抗原特異的応答を惹起させる

というような意味になると思います。

その後、その培養上清を回収して、サイトカイン産生などを測定してHIVペプチドに対する特異的T細胞応答を確認するような実験構成なのではないかと思います。

ですので、この文脈におけるchallengeの意訳としては、
「(抗原特異的に)刺激する stimulate」「(抗原特異的応答を)惹起する elicite」
あるいは単純に「添加する add」
あたりが意味的に適切だと思います。


蛇足ですが、
「(抗原)暴露 exposure」は、特異的免役を誘導するための一次感作(初感作/初感染)に用いるのが一般的だと思います。
「感作」は、ある抗原に対する感受性(感知・反応性)を亢進することから、sensitizationの訳語となっています。

(無題) 削除/引用
No.149-3 - 2012/02/12 (日) 20:55:31 - Boston-Pullman
卵白アルブミンでマウスを感作するという言い方があります。細胞レベルではどうなるのでしょうかね?

(無題) 削除/引用
No.149-2 - 2012/02/12 (日) 19:11:41 - AP
challengeは「曝露する」が適当でしょう。

http://lsd.pharm.kyoto-u.ac.jp/cgi-bin/lsdproj/ejlookup04.pl?opt=c&query=challenge

「10日目に、増殖した細胞を、5種のHIVペプチド配列に対応する長いペプチドのをそれぞれ αCD40.LIPO5 HIVペプチド融合組換え抗体に加えたものに48時間、曝露する。」

おそらく前段に、the long peptidesというものがでているはずで、それらの各々をαCD40.LIPO5 HIVペプチド融合組換え抗体に混ぜたということでしょう。

challengeの意味 削除/引用
No.149-1 - 2012/02/12 (日) 15:24:49 - 特許バイオ学習者
特許バイオ和訳学習者です。
生物のバックグランドはありませんので
皆様に御質問をお願いした次第です。

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TITLE
ANTI-CD40 ANTIBODIES AND USES THEREOF

...

EXAMPLE 2

HIV Peptides Vaccine--In Vitro Antigen-Targeting Biology

...

On day 10, the expanded cells are @challenged for 48 h with the individual long peptides corresponding to the 5 HIV peptide sequences incorporated in the αCD40.LIPO5 HIV peptide fusion rAb.

10日目には、αCD40.LIPO5HIVペプチド融合rAb中に組み込まれた5つのHIVペプチド配列に対応する個々の長さのペプチドで、拡大増殖した細胞を48時間誘発する。
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@の箇所なんですが、私が調べたところ
「攻撃する」「感染させる」「感作」「負荷」
などが見つかりましたが、
「誘発」は見つかりませんでした。

意味はなんとなく分かるのですが、
ここは、「誘発」が一番いいでしょうか?
※和訳は試験問題の試訳です。

よろしくお願いします。

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