いつも大変お世話になっております。
Dual Luciferase Reporter Assay Systemを使用し、あるタンパクのプロモーター活性を調べています。内部コントロール(Renilla活性)にはpRL-TK-Renilla Vectorを使用していますが、SV-40プロモーターで発現するあるタンパクを一緒にトランスフェクションさせると、必ずRenillaの活性がコントロールの半分からひどいときは10分の1程度まで落ちてしまい、果たしてこのRenillaがトランスフェクション効率を正しく反映しているのか非常に不安になっています。ライセートの回収時はどのサンプルも細胞数はほぼ同じであるため、このタンパクを発現させた時だけ極端にRenilla活性が落ちるのがなぜだかわかりません。トランスフェクション効率もサンプル間で10倍も違うとは考えにくく、このタンパクがRenillaの発現に影響しているのではないかと考えています。CMVプロモーターやEF-1aプロモーターのRenillaベクターも試してみましたが、やはり同様に、このタンパクを共発現させると、Renilla活性がコントロールより数倍以上低いです。このような場合、何か他に良い方法はないものでしょうか?転写因子の共発現などに影響されず、正しくトランスフェクション効率を反映する内部コントロールはないものでしょうか?ご教示のほど、よろしくお願い申し上げます。 |
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