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T型アレルギーモデル「腹壁法(AW法)」について トピック削除
No.1472-TOPIC - 2013/02/21 (木) 10:45:43 - yoko
初めて投稿します。
宜しくお願いします。

天然物の抗アレルギー作用評価のため、T型アレルギー反応の誘発と検出を行う方法として確立されている腹壁法(AW法)の実施を計画しています。

本法は、卵アルブミンOVAとアジュバントをマウスへ腹腔内投与することにより感作させ(1次感作)、その9日後に再度少量のOVAを腹壁へ投与して(2次感作)おこる血管透過性の亢進を指標とした抗アレルギー作用評価モデルになります。

<質問>
この2次感作としてOVAを投与する「腹壁」とは、腹部の皮膚と腹筋の間で剥離した際の皮膚側でしょうか、それとも腹筋側でしょうか。

一般に「腹壁」と言う場合は腹筋側であると考えられ、またどちら側にも投与可能(50μL)ではあったのですが、腹筋側のほうはもともと筋肉の色で赤いことからエバンスブルーの漏出が確認しにくいように思っています。

経験者の方がおられましたら、どちら側に投与されているのかご教示頂きたく存じます。宜しくお願い致します。
 
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(無題) 削除/引用
No.1472-4 - 2013/04/12 (金) 14:09:33 - mom-a
>「皮膚剥離」という処置による血管透過性亢進と重なってしまい、特に腹筋側投与の場合では、OVAによるものと剥離によるもののエバンスブルー漏出部位の区別がつかなくなってしまいました。

なるほど。皮膚剥離が刺激になるというのは、気づきませんでしたが、おっしゃるとおりでしょうね。
しかし、皮膚側への投与となると、普通に皮内投与とあまり変わらない気がするのですが…腹側か背側かということでしょうか?

あるいは皮膚剥離の方法とか、剥離後少し時間をおくとか、そういったやってみなければピンとこないコツでもあるのかとも思いますが…著者に問い合わせができれば一番良さそうですが。

切開部位から腹壁側への投与が上手くいくかどうか、結果が出たら是非お聞かせいただきたいです。

検討中です 削除/引用
No.1472-3 - 2013/03/28 (木) 17:53:59 - yoko
mom-aさん

コメントありがとうございました。
ご指摘くださっている論文を参考に実験しており、この問題にぶつかりました。

結局、腹部の皮膚を片側剥離し、腹筋側、皮膚側それぞれ投与して実験したところ、どちらも投与は可能で、血管透過性の亢進も誘発されました。
しかし、「皮膚剥離」という処置による血管透過性亢進と重なってしまい、特に腹筋側投与の場合では、OVAによるものと剥離によるもののエバンスブルー漏出部位の区別がつかなくなってしまいました。
また、赤みのある腹筋より、皮膚の方が青色とのコントラストがついて観察しやすくも感じました。

ですので現在は、下腹の皮膚を5mm程度切開し、そこから針を挿入して皮内投与を行う形で実施しています。
この方法であれば、切開部のみ青くなっていますが、投与部位は皮膚剥離されていませんので、OVAによる漏出部位は容易に確認できます。
今度、この切開部位から腹壁側にも投与してみようと思っています。

未経験なんですが 削除/引用
No.1472-2 - 2013/03/25 (月) 14:45:11 - mom-a
レスがつかないようなので。

片岡裕美ほか:即時型アレルギー反応の誘発と検出のための腹壁法(AW法)の確率と応用 衛生化学 44(4) 277-288(1998)によると『腹部の皮膚を剥離し、腹壁を露出させる』『血管、及び白線(linea alba)沿いへの厚い筋層部を避ける必要がある』記述がありますので、腹筋内への投与ではないでしょうか。なら腹筋と書けばよいような気もしますが。
観察時には『切除した腹壁を透明なガラス板などに貼付して』とありますから、おっしゃるように見えずらいのでガラス越しに光に当てるなどしているのかな、と思います。

武庫川女子大学薬学部のグループのようですから、最近でも同法を使った報告があるようでしたら、直接問い合わせみては。

T型アレルギーモデル「腹壁法(AW法)」について 削除/引用
No.1472-1 - 2013/02/21 (木) 10:45:43 - yoko
初めて投稿します。
宜しくお願いします。

天然物の抗アレルギー作用評価のため、T型アレルギー反応の誘発と検出を行う方法として確立されている腹壁法(AW法)の実施を計画しています。

本法は、卵アルブミンOVAとアジュバントをマウスへ腹腔内投与することにより感作させ(1次感作)、その9日後に再度少量のOVAを腹壁へ投与して(2次感作)おこる血管透過性の亢進を指標とした抗アレルギー作用評価モデルになります。

<質問>
この2次感作としてOVAを投与する「腹壁」とは、腹部の皮膚と腹筋の間で剥離した際の皮膚側でしょうか、それとも腹筋側でしょうか。

一般に「腹壁」と言う場合は腹筋側であると考えられ、またどちら側にも投与可能(50μL)ではあったのですが、腹筋側のほうはもともと筋肉の色で赤いことからエバンスブルーの漏出が確認しにくいように思っています。

経験者の方がおられましたら、どちら側に投与されているのかご教示頂きたく存じます。宜しくお願い致します。

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