いつも大変お世話になっております。
シクロヘキシミドを使い、あるタンパクの半減期を調べたいと思っているのですが、うまくいきません。HEK293T細胞を使用し、Transfectionで目的タンパクを発現させ、Transfection後48時間でシクロヘキシミドを20-100ug/mlの濃度で通常の培地(DMEM+FBS+PS)に添加したものに置き換え、0-24時間の範囲でWesternBlot用のサンプルを回収し、タンパク発現を見ています。しかしWBでのタンパクの発現はシクロヘキシミドを添加しても全く変化がなく(添加前に回収したサンプルと全く同じ)、困っています。過去の文献では、そのタンパクは半減期2時間で、その際のシクロヘキシミド濃度も20ug/mlを使用しており、内因性タンパクだけでなく、同じ強発現のモデルでも調べていました(ただし過去の文献はHela細胞やMCF10を使用していました)。私の実験ではシクロヘキシミドを添加して24時間たっても、293T細胞が死んだりすることもなく、そもそもシクロヘキシミドが効いているのかも疑っています。同様の研究で、シクロヘキシミドを添加した場合、回収時にはいくらかの細胞死が見られるべきなのでしょうか?また培地にFBSが入っていますが、このような添加物はシクロヘキシミドの作用に問題ないのでしょうか?お忙しいところをお手数ですが、アドバイスが頂ければありがたいです。よろしくお願いします。 |
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