【効率的な手順】
投稿したいジャーナルを2つくらい決めて、どんな論文がアクセプトされているか、把握し、投稿規定を読んでおく。
論文はFigure, Tableが命。これを最初に完成させる。その後、Resultから書き始める。M&Mは、実験中にあらかた書いておく。
発表したい論文の新知見、他の論文との違いは何かを意識しながら、Introduction, Discussionを書く。Abstractは一番最後に書く。
最後に英文校正に出して、待っている間にEditor to letterを書いて、戻ってきた英文校正をもう一度、チェックしなおして問題なければ投稿。
それまでに指導教官の数ヶ月に及ぶ赤ペン地獄が待っています。
【コツ】
Referenceは、自分はEndnoteというソフトで書いているため、あまり意識したことがないが、Endnoteは数万円するため、一度しか論文を書く予定のないならば買うと無駄になる。研究者としてずっとやっていくなら、アカデミックプライスで買っても良いかも。買わないならば、手動でやるとミスも多いので、無料ソフトもあるようなので、それを利用したほうが早い。
英文は、素人がゼロから作っても失敗するだけなので、Google scholarで書きたい文の単語を入れてググって、似た英文を探して利用すると良い。特に、M&Mは、似た論文を見つけてそれを真似る方は早い。
【執筆に集中してから投稿までは大体どれぐらいの期間】
あまり気にしたことがない。
論文の実験の規模よるかと。実験数が多ければ、それだけ時間もかかるかと。
初めての論文となったらなおさら時間はかかって当然。初めての時は、半年~1年近くかかっている方も多い。
指導教官は、やばい状況(卒業に間に合わない等々)になったら、必ず手を貸してくれるはずなので、あまり焦らず、それよりは、時間をかけてでもいかに最初の論文で、論文の書き方を身につける方が大切。指導教官に、もうこれ以上は自力で直せないという気合でやらないと、伸びません。何度も泣きそうになりますが、ここで、粘れば、2回目以降の論文がすごく楽に感じますし、短期間で書けるようになります。 |
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