もう一つの落とし穴は、mRNA量がそのタンパクの発現量、または活性を反映されてない事があると言う事です。そう言う意味ではその注目している遺伝子産物(タンパク)の発現か活性を確認するのが望ましいです。ついでに言うと修飾、プロセッシング、局在の変化で機能が発揮される様な場合もあります。
網羅的な解析ができなかった時代にはmRNAの発現が上がっただけでは論文が通らずタンパクの発現、場合によっては活性まで論文に求められる事がよくありました。
昔隣のラボのポスドクがある刺激をしてMAPkinaseの活性型と非活性型含めたトータルの発現量を見ていて相談を受けました。活性型は刺激後10倍とかかなり上がってましたがトータルは逆にかなり下がってました。この様な例ではタンパク発現量だけを見てたばあい、そのMAPkinaseのシグナルが活性化してないと言う見誤った結論を導きかねない。タンパクの例ですがmRNAでも当てはまると思います。 |
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