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薬剤誘発細胞老化実験手法 (in vitro) に関して トピック削除
No.13205-TOPIC - 2026/01/20 (火) 22:01:19 -
ドキソルビシンやブレオマイシンを用いて in vitro で細胞老化を誘導したいと考えております。

既報では、薬剤処置後に一度薬剤を除去し、新しい培地で一定期間培養したのち、別のウェルに再播種するプロトコルが多く用いられています。

この再播種の際、同一群内で薬剤処置を行った複数のウェル由来の細胞を混合したうえで再播種するのが一般的でしょうか。それとも、各ウェルごとに細胞を回収し、細胞数をカウントしたうえで個別に再播種する方法が一般的でしょうか。

薬剤誘発性細胞老化実験における、一般的な再播種方法についてご教示いただけますと幸いです。
 
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No.13205-6 - 2026/01/28 (水) 03:26:37 - おお
すでに指摘がありますが、3つのWellで処理するならテクニカルレプリケートであり、1Wellではブレが大きいときに平均近似を使ってブレを少なくしているだけのことです。independent biological replicate、独立した実験とは言えません。3つのWellで処理して一枚にまくとなればテクニカルレプリケートとは言い難いですが、かくWellのブレはいくらか平均化されると思えます。

どれだけブレるかを見ながら、3つのWellでやるかどうかとか決めるよりは、一枚で処理して、一枚にまき直してindependent biological replicateを繰り返したほうが速いと思います。3回やってブレがまあまああるなと思うならもう1、2回やってindependent biological replicateを増やすといいだけですから。

(無題) 削除/引用
No.13205-5 - 2026/01/23 (金) 09:51:22 -
asan 様

ご丁寧にご説明いただき、ありがとうございます。
biological replicate の考え方について、「どこを1つの条件(スタート地点)として実験デザインを組むかが重要」という点、よく理解できました。

貴重なご助言をいただき、ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.13205-4 - 2026/01/21 (水) 23:34:10 - asan

>そのため、実際の運用において皆様がどのように対応されているのか(例えば、各ウェルごとに厳密にカウントを行っているのか、あるいは簡略化した方法を取っているのか)についても、ご教示いただけますと幸いです。

この手の話は度々話題になりますが、何を持ってbiological replicateとみなすかでしかないので最終的には投稿した論文かレビューワー次第みたいなところもあります。

そもそも論を言ってしまうとn=3はindependent biological replicateというならば実験自体を全く独立に3回繰り返して評価すべきで、一度に3つのウエルを使用してやった実験はbiologicalに完全に独立ではありません。ただ、それを言い出すとキリがないのと、実験の都合で並行してn=3とすることまでは一般的にはbiologcial replicateだとするのぐらいは許容する人が多いかと思います。では、細胞に老化を誘導した後に複数のウエルにまいて薬剤投与してn=3は不適切なのかといえば必ずしもそうとは言い切れないと私は思います。

例えば、安定発現細胞株を樹立して実験に使用したケースを考えたらわざわざ安定発現細胞株から独立して準備する人はほぼいないでしょう。マウス実験でn=3を取るのに異なるlittermateで3回ペアで実験をするかというと同腹で複数匹生まれた場合はレプリケートとして取得することは多いです。今回の目的が老化した状態の細胞に対して異なる薬剤処理による影響の違いを見たいとするなら、老化という現象が再現性をもって作られてるならそこをスタートに異なる実験をしたとみなすことは必ずしも間違いではないと思うからです。逆に言えば、老化誘導を行なった差に対してその後の薬剤応答の影響を一連の実験とみなした場合は全て独立して実験をしたほうがいいでしょう。

保守的に見るなら全て独立にするのがいい、と思う方もいるでしょうがそれは統計学的な考えでは正確ではありません。どのような実験も実験に無関係なノイズや差というのはあるので、実験を複雑にすればそれだけ本来評価したい違いとは無関係な部分の影響によって、本来評価したい部分の違いが埋もれて優位差が出にくくなるという現象があります。例えばAとBの薬効の比較をするのに、AとBとCの実験を入れることは一見すると問題ないように見えても、実験デザインとしてはAとBの比較とさらにCの条件の分だけ確率的な誤差が増えると考えるのです。ただ、AとBとCの比較、という実験デザインをやったけど、データを見てから優位差が取れなかったのでAとBだけの実験として比較検討して差をだした、というのは統計的には間違いになります。
実際には、論文ではCのデータを載せなければ分かりようがないので、正直きっちり処理しろというつもりもないんですが、あなたの回答に対する答えを限りなく一般化して答えるとすると、原則的には「元の実験デザインとしてどこを1つの条件に置いたか」というのがポイントでしかないからです。

(無題) 削除/引用
No.13205-3 - 2026/01/21 (水) 10:55:18 -
ご意見ありがとうございます。

まずは、薬剤によって老化が適切に誘導できているかどうかを、PCR や SA-β-Gal 染色を用いて確認することを考えております。

その上で、老化誘導した細胞に対して、セノリティクス薬を含む複数の化合物を処置し、その有効性を評価する予定です。

ご指摘いただいたとおり、混合して使用する前提であれば、最初から複数のウェルを用意する必要性は必ずしも高くないと考えており、私もdishなどで薬剤処置を行った後に播種する方法が妥当ではないかと感じました。

一方で、もしウェルごとに独立したサンプルとして評価する場合、サンプル数が多いと各ウェルから細胞を回収し、細胞数をカウントした上で播種用の細胞懸濁液を調製する作業に相当な時間と労力がかかると考えております。
そのため、実際の運用において皆様がどのように対応されているのか(例えば、各ウェルごとに厳密にカウントを行っているのか、あるいは簡略化した方法を取っているのか)についても、ご教示いただけますと幸いです。

(無題) 削除/引用
No.13205-2 - 2026/01/21 (水) 03:06:47 - おお
全体的な実験のデザインが見えないので的を得ているかどうかわかりませんが、多分どっちでもいいです。そもそも混ぜて使う場合なにゆえ最初から複数のWellを使っているのかよくわかりません。そうすべき理由があるのなら、Wellごとでやるべきなのかもしれません。

薬剤誘発細胞老化実験手法 (in vitro) に関して 削除/引用
No.13205-1 - 2026/01/20 (火) 22:01:19 -
ドキソルビシンやブレオマイシンを用いて in vitro で細胞老化を誘導したいと考えております。

既報では、薬剤処置後に一度薬剤を除去し、新しい培地で一定期間培養したのち、別のウェルに再播種するプロトコルが多く用いられています。

この再播種の際、同一群内で薬剤処置を行った複数のウェル由来の細胞を混合したうえで再播種するのが一般的でしょうか。それとも、各ウェルごとに細胞を回収し、細胞数をカウントしたうえで個別に再播種する方法が一般的でしょうか。

薬剤誘発性細胞老化実験における、一般的な再播種方法についてご教示いただけますと幸いです。

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