細胞のサイズが小さくなるというのは、縮むということですか。あるいは接着性が変化して伸展が悪くなり丸っぽくなるということでしょうか。そうした形態的な変化は細胞が死にかけてる時などはよく見られますが。
細胞死と細胞のサイズの変化それぞれはは独立した事象としてでなく、細胞死に至る過程で起こる随伴的な現象ということのような気がしてます。
阻害剤の実験というか細胞や動物個体への薬の効果の実験全てに言えることですが、(濃度を上げていくと特に)OFF Target効果みたいなことが起こることがわりとよくあるので、異なる複数の阻害剤を用いて(dose responseの予備実験もして)それぞれ必要最小限の濃度で検討することは大切です。でないと実は阻害剤が非特異的に予期しないところに働いた結果起きた事象を、自分の目指す遺伝子が阻害された結果と誤認するリスクが常にあるので。 |
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