あまり詳しいものではないのですが、まあいろいろやってみるしかないでしょう。遺伝子を導入するステップは個人的にはいじると微妙な気がしますので、その後の培養条件をいじった方がいいかとおもえますけど。
>外部から添加したergosterolを取り込めないため破壊株が生育できなくなってしまうのではないかと考えています。
理論的根拠のようですが、実験的根拠はありますか?毒性がなければ可也多くの量をバイチに添加できますし、実際入らないと言われているものでも、外部濃度から比べてごく僅かでも十分生育できるといったことは、ほかの例ではあるかと思えます。
破壊したい遺伝子は破壊株のコレクション(ライブラリーなど)あると思いますのでそういうのをみると容易に破壊できるかわかるかもしれません。
もう一つの案は破壊したい遺伝子をプラスミドで発現した状態で、ゲノムの破壊を行うのもてだと思います。プラスミドはネガティブセレクション(キックオフ)ができるマーカーがあれば、あとで好みの条件下で落とすことができる可能性がありますので。誘導性のものだとプラスミドを落とす作業はいらないかもしれませんけど。
あと密閉したからといって嫌気的になるかというと、、、厳密な微生物培養で嫌気というのは酸素吸収剤を入れて密閉した容器の中で培養したりしますよね。酵母の場合はどのコンディションで嫌気的な呼吸がドミナントになるのか分かりませんけど。 |
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