常識的な範囲でてでもったり、実験途中で室温にさらされることで失活するような”繊細”な試薬でもないと思うので、そんなこと気にしないってのが一般的な感覚じゃないかと思うけどな。
手で鷲掴みした程度で持って失活するようなものであれば、メーカーが取り扱い注意に記載すべきでしょうし、常識だから、っていう人って大抵自分の研究常識を他人に押し付けてるだけのこともあるので細かいことをいちいち気にしてたら研究室がギスギスするしやりづらくなると思うよ。
学生指導として自分のラボや自分が教えてる部下にある程度”お作法”としておしえるとしても、それが明確な正解不正解でないものはある程度許容しないと人はついてこないからね。多少の無駄とか要領の悪さは許容して、やる気もって研究をやってもらうことが重要って思うけどな。
少なくとも自分はそんなことを特別注意されたこともないし、そのように気を遣ってる人を周りで見たこともないけど、大腸菌から酵素を生成して、繊細な生化学実験をメインでやってるラボとかなら職人芸的な方法があって、その一つのトリック(ラボのこだわり)として制限酵素の扱いとかにこだわってていいデータがでてるってならわかるけど。細胞やマウス実験でプラスミドクローニングとかでしか制限酵素などを使わないラボではそこまで意識して触らないとかこだわれとか言われたことはない、って話です。 |
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