タンパク質が分離ゲルに入った後ならばゲルを室温で少なくとも6~8時間放置してから、CBB染色あるいはwestern blottingしても、標準的な条件と比べて泳動パタンや結果には明らかな違いは見られませんでした。BPBは滲んだような感じで少し拡散してましたが。たぶん一晩くらい放置でも大きな違いは見られないと思います。(有色マーカーの見え方が一つの目安になりますね)
ただまだwell内にサンプルがある状態で、もしくは濃縮ゲル内にある時に、泳動を止めて放置すると、(特にwell内にある状態のままで長く置いておくと)1時間の放置でも(特にレーンの横方向への拡散など)データへの影響は無視できないことも起こることもあるような気がします。(昔クリーブランド法でタンパク質をゲル内で分解したときは濃縮ゲル中で45分ほど止めたけどそのときは大丈夫だった。) |
|