十分承知の上で、必要性のないデータをあえてたくさん載せてデータ量で圧倒することで、本当は重要性1くらいしかない仕事を10くらいの仕事に見せる(というか見せかける)やり方は昔からあります。今の時代、検体とお金さえあれば、外部委託で送っていろんな大規模分析をしてもらい、膨大なデータをbioinformaticsのひとに丸投げして数学的な解析もしてもらえるので、事実上自分で何も実験しなくても労せずして自動的にデータが得られることから、こうした方法で論文を出す人は増えていくと思います。もちろんお金の潤沢な研究室でないとできませんし、学問的に決して褒めらるような研究スタイルではありませんが。
レビュアーも全方位カバーしてるような人は実際はいませんので、特に自分の専門性から外れる分野のデータとかでそういう感じで見せられると、よくわからないけどなんかすごいことなのかもしれないと思ってしまいます。 |
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