確認ですがDoublingとはpopulation doubling lavel (PDL)のことでしょうか。15PDL<まで保証してるとして4分の1希釈で(同じサイズのdishで)継代してるならば、1回の継代で2PDL進むということで少なくともおよそ7〜8継代までは老化徴候は示さないということをメーカーの方で確認しているということになるのではと思います。逆にいうとそれ以上だと老化細胞がだんだん出てくるかもしれないのでそれ以上は使用する研究者の方に任せるということかなと思います。細胞増殖速度が低下してるということなので、細胞集団の中での老化した細胞の割合が増えてきてるのでしょう。(いつ細胞老化に入るかは一つ一つの細胞で異なりますので、あくまで集団として捉えてください。)気になるならば増殖曲線を描いて増殖速度の変化をモニターするのが良いと思います。継代する際に細胞数を数えて、片対数グラフで縦軸に細胞数/dish底面積 、横軸に継代数(時間)をプロットするのも良いと思います。老化が進めば一つの細胞が占める底面積は大きくなるので老化の進行を視覚化できるでしょう。 |
|