原因はマイナス80度で凍結して氷晶を作らせてから、切片を切っているからです。
そのため、スクロース処理終わったら、クリオスタットに持って行き、Octコンパウンドで、
クリオスタット内部に30分ぐらい置いて、チャックに凍結固定させてから切ることです。
切った後には、一度、PBSを入れたマイクロプレート(切片の大きさに応じてウェルサイズを選ぶ)に得られた切片をうけとります。
その後で、50%スクロース入りのバッファに置き換えて、マイナス30度に凍結切片を保存です。
この方法で大抵の場合にはうまくいくと思いますが、実験スケジュールによっては、この方法を取れないことがあります。その場合には、スクロース処理後に、Octコンパウンドでサンプルをカバーして、さらにアルミほいる、さらにビニール袋に入れて、極力、氷晶を形成させないようにして、マイナス20からマイナス30度程度で保存です。 |
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