発現して悪さをしていたとして、それがCMV に依存しているとしか考えが向かないのはちょっと固定観念に囚われているのではないでしょうか。cDNAの中にたまたま大腸菌が発現で使う配列に似たものが有ればそこから発現している可能性もある。
でも実際は何か発現する事が原因と証明された事例はほとんど無いのでその可能性が高いとしても他の可能性が否定されるわけでもないと言える。なので挿入した配列が大腸菌に悪さをしていると私は控えめに言うことにしてます。
原因や表現の仕方はともかく、大腸菌に良く無い影響を与えているのだから菌体内のコピー数は減らしたい訳でプレートを30から室温で培養するとか、抗生物質の濃度を下げるとか言うのが正面切っての対処法です。そのほかTFの時のヒートショックを37度でやる方がいいと言う話も聞きます。
コンピテントの株を変えたら問題なく増えたと言う話もまあまああ聞いたり経験したりしてます。 |
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