使い勝手について書き忘れてました。
ご存知かと思いますが、ウォータージャケット式とエアジェット式があります。
両方とも購入したことがありますが、温度変動が非常に一定でないといけない受精卵などの目的以外なら、エアジャケット式で十分だと思っています。
大きいものや小さいものも使ったことがありますが、当方の目的では、サンヨー、パナソニック、Phcbiの系統ならば一番小さいので十分だと思っています。
サンヨーとパナソニックの一番小さいものは、ラベル以外は全く同じで、重ね置きできるので、ラボのスペースが狭いときには助かっています。異なる温度設定が必要なときに、小さいもの二つの方が良かったと感じます。ただし足台みたいなものがないと上に置いた方は作業しづらいです。このシリーズぐらいだと、内部のパーツを全部外して、洗ってオートクレーブかけるのも簡単です。
予算があれば、炭酸ガスインキュベーターとマルチガスインキュベーターを重ね置きしたいです。
また予算があれば、紫外線ランプ内蔵が良いのですが、なくてもなんとかなります。メーカーのスタッフさんから、紫外線の蛍光灯を、天井用器具につけて、電気コードの先をコンセントに差し込めるように改造するという方法にしたものを用意します。これを用いて、一年に一度ぐらいの頻度で消毒しています。
当方も他のメーカーのものは知りませんが、予算と大きさのバランスで選んでいます。迷ったら、過去の使用経験があるメーカー、あるいは、同じ研究機関内部で一番多く見かけるメーカーのものにしておくぐらいの感覚です。 |
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