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免疫染色について トピック削除
No.12896-TOPIC - 2025/03/24 (月) 20:47:21 - n
4月から生物系M1になるものです。免疫染色について質問させてください。
今日、半年ぶりに免疫染色を行いました。プロトコルとサンプルはその時と同じ手順・条件のものです。サンプルは96well plateに播種した細胞にウイルスを感染させたものです。
1)細胞固定
ホルムアルデヒドを50ul加えて15minおきPBSでwash。

2)ブロッキング・透過処理・1次抗体付加
終濃度が各0.1% triton-x, 10%FBS in PBSで1次抗体液を1000倍希釈し、wellに100ul加え、2h置きその後PBS wash。

3)2次抗体付加
PBSで2次抗体液を1000倍希釈し、100ul加えて1h置き、上清を取り除いた後PBSを100ul加え、蛍光顕微鏡で観察

しかし顕微鏡でポジティブコントロールも含めて全く蛍光が観察されませんでした。原因として、2)でo.1% tritonではなく0.01% tritonで透過処理をしたことに90分経過後に気づき、残りの30分で0.1% tritonを100ul加えたことが原因だと考えられます。しかし、透過処理が甘かったとしても少しは蛍光が見られると思ったのですが、0.01%では厳しかったのでしょうか。
この結果の後で色々と文献を調べるとプロトコルが異なるとはいえ、0.01% tritonで透過処理をしている文献をいくつか見つけました。
また、透過処理が甘かったとしたら、現在ホルムアルデヒドで固定された細胞がPBSに入った状態で4℃で保管しているため後日2)からやり直したらうまくいく可能性はあるでしょうか。
 
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No.12896-7 - 2025/03/25 (火) 12:37:28 - ち
ホルムアルデヒド固定の時間が長いような気がしました。あとTriton X100処理時間は5分からせいぜい長くても15分以内くらいで行う場合が多いと思うので90分まで延長している点がちょっと気になります。濃度はケースバイケースですが、通常は0.2%前後で行うことが多いと思うので0.01%はかなり低い方だと思います。

そもそも前回とは条件が異なるのですから結果が再現できないのがおかしいという話にはならないです。原因はいろいろ考えられるとは思いますが、以前とは異なる方法で染色して失敗したことの原因を突き止めるのが本来の研究目的ではないと思うので、その時間があるならば、もう一度細胞を 準備して、今度は間違いないように注意しながら前回のような方法で再実験した方が良いと思います。再現性についての議論はその結果を見てからではないかと思います。

(無題) 削除/引用
No.12896-6 - 2025/03/25 (火) 05:41:35 - SN
目的のタンパク質の染色が悪いのか、免疫染色全般(顕微鏡の設定やプレートも含めて)で見れていないのかで対応は変わると思います。
半年前は同じプロトコールでうまくいっていたのですか?ポジコンは目的の抗体に対して、もしくは免疫染色に対してですか?お使いの環境でDAPIなどは見れていますか?

(無題) 削除/引用
No.12896-5 - 2025/03/25 (火) 03:59:42 - おお
tritonなくても染まるものも結構ありますけどね、、、ターゲットの蛋白はどこに発現していると考えられますか?核は透過処理をしっかりしないとだめなものもあるようですけど。

透過処理を2回やっている(濃度の違いはあれども)ので流されたとかは、、、ないかなぁ。。。

(無題) 削除/引用
No.12896-4 - 2025/03/25 (火) 00:50:18 - おお
counterstainingはしてないのでしょうか、DAPIとか。

(無題) 削除/引用
No.12896-3 - 2025/03/25 (火) 00:41:57 - E
全く蛍光が観察されないというのは心配ですね。細胞自体がすべてはがれてしまっているとかないですか?96穴プレートでも蛍光観察できる顕微鏡を使用していますか?フォーカスは合っていますか?

(無題) 削除/引用
No.12896-2 - 2025/03/25 (火) 00:26:33 - あの
固定液は4%PFAですね?

細胞なら、固定時間は、1分ぐらいが良いです。15分は長すぎると思います。


透過処理の後にブロッキングですよね?

他にも色々 記載を省略したのか、本当に実施しなかったのか、わからないので、
怪しい点は多々あります。

免疫染色について 削除/引用
No.12896-1 - 2025/03/24 (月) 20:47:21 - n
4月から生物系M1になるものです。免疫染色について質問させてください。
今日、半年ぶりに免疫染色を行いました。プロトコルとサンプルはその時と同じ手順・条件のものです。サンプルは96well plateに播種した細胞にウイルスを感染させたものです。
1)細胞固定
ホルムアルデヒドを50ul加えて15minおきPBSでwash。

2)ブロッキング・透過処理・1次抗体付加
終濃度が各0.1% triton-x, 10%FBS in PBSで1次抗体液を1000倍希釈し、wellに100ul加え、2h置きその後PBS wash。

3)2次抗体付加
PBSで2次抗体液を1000倍希釈し、100ul加えて1h置き、上清を取り除いた後PBSを100ul加え、蛍光顕微鏡で観察

しかし顕微鏡でポジティブコントロールも含めて全く蛍光が観察されませんでした。原因として、2)でo.1% tritonではなく0.01% tritonで透過処理をしたことに90分経過後に気づき、残りの30分で0.1% tritonを100ul加えたことが原因だと考えられます。しかし、透過処理が甘かったとしても少しは蛍光が見られると思ったのですが、0.01%では厳しかったのでしょうか。
この結果の後で色々と文献を調べるとプロトコルが異なるとはいえ、0.01% tritonで透過処理をしている文献をいくつか見つけました。
また、透過処理が甘かったとしたら、現在ホルムアルデヒドで固定された細胞がPBSに入った状態で4℃で保管しているため後日2)からやり直したらうまくいく可能性はあるでしょうか。

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