ジェネラルなリバイスの方向性であれば、その不可能または困難な理由を述べた上でエディターにどうしたいか交渉してそれでいいと納得してもらうことになります。
個別具体的なpoint-to-pointの指摘や要求であればその項目について不可能な理由を述べた上で、別の観点や引用論文などでできる限りの努力をしてそれがなくても今回の論文は十分価値があるという反論を丁寧にして納得してもらう。
のが一般的だと思います。
nat. commun.とかで”beyond scope of current results/submission”などといって、KOマウスなどの個体レベルの実験でかなり時間がかかりそうなリビジョンを拒否して通ってるのは見たことあります。
一人がかなり好意的であれば否定的な人がそれでネガティブになってもエディターがもう一人別の人を指定して対応するかもしれません。
基本的に、1個人的な理由で早く通したいから、とか1.(一般的にそのジャーナルで要求される水準の解析で)多少金がかかるとか機械を持ってないからできない、みたいな返答は投げやりに聞こえるので避けたいところです。あくまで、原稿のデータでも十分論文の主張は支持できる一方で、指摘の実験をやるとなると機械の問題とかでハードルがある。というような学術的な妥当性を納得させるスタンスが重要だと思います。
scRNAseqなど高額な実験をやるとかであれば、もちろん金をかけてやってもいいけどその上で十分なデータがでたらアクセプト前向きにかんがえてもらえるんだよね?というのを事前にエディターに相談するのはありだと思います。 |
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