まだ予備実験の段階で、本実験ではIGF1をポジコンにして、何らかの他の物質の効果をみたい計画だろうなと想像しています。
まずIGF1の最終濃度や処理時間、さらには培養液との相性を疑うべきです。既報とどこまで同じなのかよく比較してみたら良いです。
それから、IGF1には血中のバインディングプロテインが結合して、作用を強める方にも、逆に弱める方にも変化してしまう可能性があります。培養液はFBS入りなのか、FBS濃度はどうか、BSA入り培養液などに変更する必要はないかなど検討するとよさそうです。
BSAもタンパク分解酵素がないグレードのものの方が良いです。
その上で、
IGF1の最終濃度を様々にしてみて、今回の濃度よりも、たとえば100倍濃いものから、千分の1ぐらい薄いものを10倍ずつ違う濃度に振ってみて検討することを自分ならします。ホルモンって濃度依存ですから。 |
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