原則は採血後速やかに行うものと思います。仮にやむをえずすぐにできない場合でも、生細胞の状態だと保存は最長でも24~48時間以内が限度のようです。臨床検査系のジャーナルにそうした検討の報告があると思うので調べてみてください。長く保存している間に血球細胞自体がだんだん死んでくるし、保存中にタンパク質の発現や分解、細胞内局在などで細胞の状態に無視できないような変化が進むと思いますので、保存するにせよできる限り保存時間を揃えないと正確な比較は困難です。
赤血球を溶血させたあと白血球やリンパ球などの血球成分を固定すれば(固定剤を加えた時点で一応、理論的には細胞内の生化学的な変化は不可逆的に停止するので)一定期間は保存できるようです。そうした目的の保存用試薬(Cal-LyseおよびTransFix® Cellular Antigen Stabilizing Reagent )も市販されているようですので検討ください。 |
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