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RNAの分解 トピック削除
No.12772-TOPIC - 2025/01/07 (火) 17:04:15 - しょう
お世話になっております。

シークエンスに提出するRNAを臓器マクロファージから抽出しています。

臓器溶解処理後、磁気ビーズを用いてマクロファージを単離・回収して、スピンカラムでRNA抽出しています。

−80℃保存しているのですが、時間経過とともに2-500ng/µl程度あったRNA濃度が1週間で1/10以下になり、1ヶ月も経つと測定できなくなります。

RNAの抽出液にRNaseフリー水を使っていたので、DEPC水に変えてみましたが、濃度低下の速度は落ちるものの、濃度低下が防げません。

何が原因なのは分からず、困っております。
解決方法をご教示いただければ幸いです。

よろしくお願い申し上げます。
 
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No.12772-7 - 2025/01/11 (土) 20:14:45 - ふみ
ポリマーからモノマーへの分解であれば吸光度は減らないように思われます。
一方、吸着であれば吸光度が減るのではないでしょうか。

実用的な解決策探索法としては、低付着性チューブを試してみるのに一票。

(無題) 削除/引用
No.12772-6 - 2025/01/09 (木) 03:01:16 - おお
吸着のロスは興味がありますね。
体感的には200-500ng/ul ならあまり気にならないですけどどうなんでしょう。それとも表記的に2ng/ul-500ng/ul何でしょうか、、、2ng/ulでもTransformationなどでDNAを扱うときにはあんまり吸着は気にならないですけどね。

何回もチューブに移し替えてるわけでもないと思いますし、、、

(無題) 削除/引用
No.12772-5 - 2025/01/08 (水) 11:13:21 - G25
あと疑わしいのは保存容器壁への吸着ロス。
低吸着製品を使ったり、適当なキャリアを十分量入れておくことで防止します。昔はyeast tRNAなんかを使ったけど、生物由来製品だとPCRのノイズになっる可能性もあるので、linear ポリアクリルアミドとかpoly Cのような合成RNAを使うのがよいかしら。
こういう既製品もあるけれど何が入っているのかわからん
https://catalog.takara-bio.co.jp/product/basic_info.php?unitid=U100009576

(無題) 削除/引用
No.12772-4 - 2025/01/08 (水) 00:04:47 - おお
測定方法は何でしょうか?
核酸のベースは存在するはずなのでUVではそんなに低下するものかと。蛍光色素だとどうだろう。。。

(無題) 削除/引用
No.12772-3 - 2025/01/07 (火) 20:03:08 - G25
>−80℃保存しているのですが、時間経過とともに2-500ng/µl程度あったRNA濃度が1週間で1/10以下になり、1ヶ月も経つと測定できなくなります。


これが凍結融解の繰り返しの上のことなら、宜なるかなですが。

DMF溶液やEtOH中でフリーザー保存して、使用前に必要量を取ってEtOH pptで回収するという古典的な方法もある。

(無題) 削除/引用
No.12772-2 - 2025/01/07 (火) 19:54:38 - G25
市販のnuclease free TE等を溶媒にする。

核酸自体が酸であり、核酸を攻撃するのでバッファしたほうが安定。これはDNAやプライマーでも。

2価カチオンはRNAを加水分解する触媒になるので、キレーターあったほうが安心。

RNAの分解 削除/引用
No.12772-1 - 2025/01/07 (火) 17:04:15 - しょう
お世話になっております。

シークエンスに提出するRNAを臓器マクロファージから抽出しています。

臓器溶解処理後、磁気ビーズを用いてマクロファージを単離・回収して、スピンカラムでRNA抽出しています。

−80℃保存しているのですが、時間経過とともに2-500ng/µl程度あったRNA濃度が1週間で1/10以下になり、1ヶ月も経つと測定できなくなります。

RNAの抽出液にRNaseフリー水を使っていたので、DEPC水に変えてみましたが、濃度低下の速度は落ちるものの、濃度低下が防げません。

何が原因なのは分からず、困っております。
解決方法をご教示いただければ幸いです。

よろしくお願い申し上げます。

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