当方も、TransBlot Turboですので、転写バッファーもバイオラッド製のものを使用していますので、現在はSDS入りがデフォルトです。
一般に言えることですが,気体は低温のほうが溶存濃度が上がるので、作った転写バッファーは室温保存のほうが良いと思います。低温から室温に戻したときにカラムとかに泡の発生がみられることがありますよね。温度が上がって溶存可能な濃度が下がったためです。
転写のセットアップはすべて、カセット内でおこなっています。吸収ペーパー、やわらかくて膨張してしわになりやすいので。
カセット内に吸収ペーパーを置き、必要十分なだけのバッファーを垂らして濡らしたら、湿らせたメンブレンを置き、少量のバッファーをメンブレンに置いたのち、ゲルを載せて、最後に湿らせておいた吸収ペーパーを載せて、ローラーで軽くしごいたのち、カセットを閉じ、ロックして、傾けて余計なバッファーを捨てて転写開始です。ローラーのしごく向きは一方向のほうがいいと思います。 |
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