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TOPOを用いたクローニングにつきまして トピック削除
No.12729-TOPIC - 2024/12/12 (木) 15:45:39 - たなか
初めて質問させていただきます。

KODによるPCRによって751 bpの遺伝子を増やしたのち、Zero Blunt TOPO PCR Cloning Kitを用いてライゲーションを行いました。このサンプルについてOne Shot Top10のコンピテントセルを用いて形質転換を行い、37℃で1晩インキュベーションし、翌日コロニーが多数できていることが確認できました。

その後、目的の遺伝子がクローニングできているかを確認するためにコロニーPCRを行いました。チップ先でコロニーをつつき、20 ulのMiliQ中でピペッティングしたのち、この菌液を1 ulとってGoTaqでPCRしました (GoTaq: 5 ul, M13F: 0.2 ul, M13R: 0.2 ul, MiliQ: 4.6 ul) ところ、何もバンドが見られませんでした。

なにも増えてきていないということなのですが、つまりコロニーピックに失敗しているということなのでしょうか。TOPOにはLacZのシステムがなく、青白スクリーニングができないのですが、コロニーをピックする際になにかコツがいるのでしょうか。TOPO以外のベクター (pGEM-T)・x-gal, IPTGを用いた青白スクリーニングをするときは同様の方法でうまくいくのですが...。


どなたか同様の製品を用いてクローニングしている方がおられましたら、解決策をご教示いただけますと幸いです。

以上、よろしくお願いいたします。
 
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No.12729-6 - 2024/12/15 (日) 18:10:37 - おお
>[Re:4] G25さんは書きました :
> TOPO cloningはnon-recombinantがほとんど出ないはずですが。
> side-by-sideでインサートなしのnegative controlを見れば、non-recombinantのバックグラウンドレベルがわかりますね。「コロニーが多数」にはならないはず。
> primer dimerのような小分子二重鎖DNAかなにかが入ってるのかも。

あ、そうですね。からばかりのコロニーが増えるというのは妙ですねぇ。。。

一応ゲル切り出ししているようですから、200bpぐらいのものはノンスペでPCRがうまく行ってないのかも。コロニーを懸濁したのと直接pcr反応溶液に入れたので顕著に結果が違うというのも変だし。やはり数個ミニプレップした方がいいかも。

(無題) 削除/引用
No.12729-5 - 2024/12/15 (日) 05:59:48 - oyaji
pZeroなど、IPTGで選択が効くplasmidではPCR screeningより、とりあえず4つ拾い、mini-prepするのが妥当です。PCRの増幅がうまくいっているなら、80%程度は入っているはず。4つ拾えば、ほぼ確実に組み換え体が得られる。

colony PCR screeningは、滅菌した爪楊枝で拾い、そのままPCR溶液に数回浸し、その後、LBに浸けてミニプレップしてます。

小生のところでは、TOPOより、タカラのリガーゼ使った方がライゲーションは上手くいってます。TOPOで増やしたplasmidを適当な酵素(EcoRIだったかな?)で切断し、リガーゼでライゲーション。transformして、出てきたコロニーを増やし、EcoRVで切断すれば、いくらでもサブクローニングに使えます。

(無題) 削除/引用
No.12729-4 - 2024/12/13 (金) 16:27:01 - G25
TOPO cloningはnon-recombinantがほとんど出ないはずですが。
side-by-sideでインサートなしのnegative controlを見れば、non-recombinantのバックグラウンドレベルがわかりますね。「コロニーが多数」にはならないはず。
primer dimerのような小分子二重鎖DNAかなにかが入ってるのかも。

(無題) 削除/引用
No.12729-3 - 2024/12/13 (金) 14:42:42 - たなか
おお さま

コメントありがとうございます。サンプルはKODでPCRをしたのちに切り出し・精製をしたものとなります(40 ng / ulほどの濃度です)。

本日、菌液を作らずにコロニーをつついたチップ先を用いて直接PCRチューブ内でピペッティングしてみましたところ、200 bpほどのところにバンドが確認できました。おそらく何も入っていないということなのでライゲーションからやり直してみたいと思います。

ありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.12729-2 - 2024/12/12 (木) 23:03:02 - おお
原因究明も必要なのかもしれませんが、とりあえず数コロニーをミニプレップして制限酵素を浸かってインサートを確認してみてください。

コロニーピックアップはかなり適当でもいいと思ってます。元々の方法論としても雑なやりかたですし。

からのベクターなどがたくさん拾えてきたのであれば、200bpあたりにバンドが出ると思われますが、そう言うのも検出できませんか?

KODで増やしたアンプリコンはゲルから切り出してますでしょうか?

TOPOを用いたクローニングにつきまして 削除/引用
No.12729-1 - 2024/12/12 (木) 15:45:39 - たなか
初めて質問させていただきます。

KODによるPCRによって751 bpの遺伝子を増やしたのち、Zero Blunt TOPO PCR Cloning Kitを用いてライゲーションを行いました。このサンプルについてOne Shot Top10のコンピテントセルを用いて形質転換を行い、37℃で1晩インキュベーションし、翌日コロニーが多数できていることが確認できました。

その後、目的の遺伝子がクローニングできているかを確認するためにコロニーPCRを行いました。チップ先でコロニーをつつき、20 ulのMiliQ中でピペッティングしたのち、この菌液を1 ulとってGoTaqでPCRしました (GoTaq: 5 ul, M13F: 0.2 ul, M13R: 0.2 ul, MiliQ: 4.6 ul) ところ、何もバンドが見られませんでした。

なにも増えてきていないということなのですが、つまりコロニーピックに失敗しているということなのでしょうか。TOPOにはLacZのシステムがなく、青白スクリーニングができないのですが、コロニーをピックする際になにかコツがいるのでしょうか。TOPO以外のベクター (pGEM-T)・x-gal, IPTGを用いた青白スクリーニングをするときは同様の方法でうまくいくのですが...。


どなたか同様の製品を用いてクローニングしている方がおられましたら、解決策をご教示いただけますと幸いです。

以上、よろしくお願いいたします。

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