私も同じようになったことがあります。
メンブレンをロールタイプのものを使用していませんか?
転写面が上にカールしていると、反応時抗体液の中で転写面を上にしても下にしても両端は液だまりで抗体量が多く、中央は少なくなります。
基本のプロトコール通り十分量の抗体量で振盪しながら交代反応させるのが理想的なのは分かっているのですが、貴重な抗体などで抗体量をケチるために抗原量に対して薄い抗体濃度、少ない液量で静置している時に起きやすいような気がしています。
私はプラスチックトレイ上に抗体液(ミニゲルサイズで1mlくらい)をのせ、メンブレンを何度も裏表抗体液となじませてから、転写面を下にして上からパラフィルムを載せて、水平な湿潤箱で室温1時間もしくは4℃オーバーナイトで反応させています。(二次抗体は室温1時間)
ムラなくキレイに出したい時は面倒ですが反応時間の途中でも何度かメンブレンを持ち上げてペタペタと反応面の液を循環させるようにしています。
理屈は忘れましたが、少ない液量で静置していると抗体分子が抗原近くでは局所的に枯渇して濃度が薄くなっていると聞いたのでそうしています。
曲がりのないシート状で売っているメンブレンを切って使用する
抗体液量をケチらず振盪orハイブリバックなどを使って振盪しながら均等に反応させる
静置するならメンブレンを平らな状態で均等に反応させる
ウエスタン、ちょっとした事でムラになったりあなどれないですよね...
解決しますように!お互い頑張りましょう! |
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