生物学の分野では筆頭から2-3番目ぐらいとコレスポは意味を持つことが慣例的にも浸透してるので、基本的にはその論文のコントリビューションの通りの順にすべきです。ただ、中間のほとんど実質的な貢献に差がない人たちの順序については著者間で合意がとれてて、論文の規定に違反しない限り厳密ではないと思います。
なぜ「3番ぐらいまで」が重要、といったかというと、それらの順番については履歴書で”意味を持つ”からです。意味を持つものを適当に順番をつけて発表した場合、その論文のコントリビューションを偽ってることになるので、広義の意味では不正、極端に言えばギフトアーサーシップだと取られかねない問題になる場合はあると思います。もちろん著者全てが納得して暗黙の了解で(学位など0)で実質的にグレーなやり方をしてる状況があることはしょうがないですが、せいぜいco-firstでしょう。
仮に論文としては問題がなくても、履歴書や成果として提出する先との関係では本来1st相当の実績でない人が自分の1st実績として掲載することに個別で問題がある行為になる可能性はあります。
全員にコントリビューションに差がつけられないなら、全員co-firstにしてサブミットしてエディター判断でいいのではないかともいます。別に著者が100人とかいるわけではないなら、ある程度重要な役割をした人たちの順番を決めるのなんて30分もかからないと思います。 |
|