皆様、レスありがとうございました。無細胞系タンパク合成で、メジャーなバンドが強く出る、他に弱いバンドが出ることもある、タンパクによりけり、と理解しました。
また、totoさんの
>メインの大きい方のバンドを切りだして泳動してみたこともありますが、それでも同じ2本になりました。
と、それに続くコメント、また、その次のG25さんのコメントにある
>頑固なジスルフィド結合があって、通常の2ME処理じゃ解除が不完全になる
は大変参考になりました。
私の研究しているタンパクはホモダイマーを作ります。それで、SDSを含むサンプルバッファと2-MEと混ぜて95CでボイルしてからWBをすると、このダイマーのバンドも検出されます。ボイルせずに室温でインキュベートしたり、2-MEの量を変えたり、より強力なreducing agentとされるDTTに変えたり色々試したことがあるのですが、このホモダイマーを完全に消すのに成功したことは無いです。
「頑固なジスルフィド結合があって、その解除が不完全」な結果のdoubletなのかもしれません。もっとも、deglycosylationしない場合のモノマーのバンドはdoubletではないので、間違いかも知れません。
どちらにしろ、私の目的である「Deglycosylationされた状態で純粋に一本のバンドのみ」は、ちょっと作るの難しそうな気がしてきました。大変参考になりました。ありがとうござます。 |
|