>[Re:12] aaさんは書きました :
> AA1.6(13.4) B1.4(16.1)、BA1.6(11.9) B1.3(15.2)、CA1.5(16.5) B1.5(16.4)
もう少し阻害率が高くなるように、検体を希釈してもよいと思います。
すでにほかで2倍段階希釈の提案はされていますが、2倍段階希釈をして用量依存が見られる範囲がその検体の適正な希釈倍率になるのではないでしょうか。
> 上記より、濃度が高値の場合に阻害率が低く、低値の場合に阻害率が高いように感じますが、これらは影響を及ぼす差なのでしょうか。
検体中の標的物質の濃度が低い ⇒ 抗体と結合している標識抗原が多い ⇒ 阻害率が高い
検体中の標的物質の濃度が高い ⇒ 抗体と結合している標識抗原が少ない ⇒ 阻害率が低い
という関係です。
またプレート間でも、同じ濃度を示すときの阻害率は多少なりとも変動します。
ひとまず、
段階希釈で用量依存が見られるかを確認する。
検体の適切な希釈倍率を探す。
アッセイ間変動を10%未満にする(測定系の再検証)。
回収率を求める(または添加回収試験を行う)。
あたりでしょうか。
試作物を入れない賦形剤のみの検体を作製して、ウェル内で既知濃度の標準物質を添加して回収率がどの程度か確認してもよいと思います。
賦形剤の影響があるか否かは、わかるかもしれません。
健闘を祈っております。 |
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