農学系大学院生です。いつも参考にさせていただいております。
周りにわかる人がおらず、質問させてください(もし既出であればごめんなさい)。
NAFLD脂肪肝モデルラット(SDラットに高脂肪・コレステロール・果糖・非コリン食投与)に対する療法の関連を調べております。
pACC/ACCの測定のため、肝臓組織片からウエスタンブロットをおこないます。
タンパク質のアプライ濃度均一化のため、BCA法でタンパク質量を検出していますが、(組織に多量の脂肪が含まれるため?)遠心分離後の上層が濁り、タンパク質濃度が安定しません。以下、試料処理のプロトコルです。
1.組織0.5gにRIPAbuffer(サンタクルーズ)1mlを加えホモジナイズ
2.12000rpm, 10minで遠心
3.上層を回収
4.濃度に応じて希釈、ウエスタンブロットサンプルとする
このときに、遠心後のチューブが上から順に、@表層2ミリくらいの白い層(脂質?)、A中間層(いわゆる上澄み、ここを採取するが若干濁りあり)、B沈殿 となります。
表層が邪魔するため上層の回収が困難であり、吸光度が安定しないものと考えています。
上層の回収には細心の注意を払っていますが、表層にピペットを刺すと上層が濁ってしまいます。
サンプル組織の処理を模索しており、同じような経験をされた方で何か解決策があれば、ご教授頂けると幸いです。 |
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