凍結胚や凍結精子をドライシッパーを用いて輸送する方が、生体の輸送と比較すると簡便でコストがかからないです。
また税関関係の書類に不備があると、生体の場合でもしばらく空港留めとなるため、マウスの生存が危ぶまれることがあります。
生体輸送でも、煩雑な手続きを代行してくれる業者はたくさんありますが、かかるコストは大きいです。
凍結胚や凍結精子を作製できる環境におられるようでしたら、私は凍結胚や凍結精子の輸送を選択します。
輸送後に大事になるのは、どのような方法で凍結胚や凍結精子を作製したかの情報を、マウスを起こしてくれるヒトに伝えることです。
方法によって起こし方が多少変わってきますので。
ご参考までに。 |
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