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ELISAでOD値をそのままFigureに使えるか? トピック削除
No.12615-TOPIC - 2024/10/10 (木) 15:37:07 - みみ
初歩的な質問で失礼します。
あるタンパク質のペプチドをプレートにコーティングして、そのペプチドに対するマウスやヒトの血清中の抗体価をELISAで測定しようとしております。
そのタンパク質や抗体自体は手元になく、検量線などは作成できないのですが、測定できたOD値はそのままの形でFigure化しても問題ないものなのでしょうか?
一般的にはどうするのが正解なのか、識者の方のご意見をお伺いできれば幸いです。
 
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ありがとうございます。 削除/引用
No.12615-11 - 2024/10/13 (日) 10:04:12 - みみ
asanさま

コメントありがとうございます。
サンプルをすべてmixしたもので検量線を書くというのは、全く思いつきませんでした。単なるELISAと思っていましたが、奥が深く大変勉強になりました。ご教示いただきありがとうございましたm(_ _)m

(無題) 削除/引用
No.12615-10 - 2024/10/11 (金) 21:17:38 - asan

ELISAについてそこまでくわしくはないですが、ODというかfold changemによって議論するというのであればかならずしも標品による絶対定量比較が必要にはならないでしょう。

しかし、OD値単独ではなんの価値もなく、比較するものとの2群であっても変動していた場合変化してる”可能性”は示せてもそれが本当に定量性があるかについてまでは説明できません。それなら、比較対象となるサンプルのODの範囲において濃度依存的な定量性があることを別途示す必要があります(qPCRの検量線などと同じかんがえ)

単純にやるなら、測定したいサンプルを一部とって高濃度で全てmixしたもので検量線をかき、その検出感度範囲ないに入るように各サンプルを希釈して測定したもののODを比較するってことぐらいしか思いつきません。もちろん、fold changeにするならばバックグランド(ブランクなど)の補正も必要でしょう。

ありがとうございますm(_ _)m 削除/引用
No.12615-9 - 2024/10/11 (金) 13:24:24 - みみ
774R様

具体例までお示し頂きありがとうございます!
有意差を見たい場合は、それぞれの希釈倍率で疾患群とコントロール群を比較するという形でしょうか。
サンプルが30検体以上あるので、このようなたくさんの希釈系列を作るのはかなり大変かもしれませんが、頑張ってみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.12615-8 - 2024/10/11 (金) 11:02:53 - 774R
抗体の希釈系列でELISAして抗体価の相対値を出す具体例はたとえばこんなのです。
http://www.tkcraft.co.jp/page/tec4.htm

色々ご教示頂きありがとうございます。 削除/引用
No.12615-7 - 2024/10/11 (金) 10:48:25 - みみ
7774R様

希釈系列を作って示すというやり方もあるのですね。実際にどのようにFigureに表していくのか知識が不足しているもので、調べてみたいと思います。ご教示頂きありがとうございます。

おお様
ODだけで出している論文も少数見つけたのですが、それで良いのかな..?と疑問に思っておりました。将来的には定性的な評価だけでなく、ある程度定量評価できるようにしたいと考えております。ありがとうございます。

カットオフ様
詳しく教えていただき、ありがとうございます。実際には自己抗体ではなく微生物に対する抗体なのですが、すぐには検量線が作成できないので、ご教示いただいたようにカットオフ値を設定してFigureを作成してみたいと思います。自己抗体のELISAをしている論文をもう少し検索してみたいと思います。

(無題) 削除/引用
No.12615-6 - 2024/10/11 (金) 08:20:29 - カットオフ
自己抗体の検出では一般的です。
自己抗原への自己抗体の有無の判別に、
健常者(コントロール)集団のOD値の
平均値±2x標準偏差値がカットオフとして一般的に使用されます。

また、陽性と判別された血清を用いて希釈曲線を描くことで
その曲線から特異的な反応であるかどうかを示したり、
抗原を発現している細胞での陽性判別血清を用いた細胞染色や
WBも裏どりデータとしてやられています。

(無題) 削除/引用
No.12615-5 - 2024/10/10 (木) 17:31:53 - おお
正常より多いという比較だけの話ならOD値でもいいです。同定されてない自己抗体とかそう言う実験はありそうなので、文献調べてみればどうですか?

(無題) 削除/引用
No.12615-4 - 2024/10/10 (木) 16:59:56 - 774R
1点測定だとなにがなんだかわかりませんが、たとえば血清の希釈系列でELISAを行えば、抗原に対する血清Aと血清Bの抗体価というものは相対的に示すことが出来ます。

ありがとうございます 削除/引用
No.12615-3 - 2024/10/10 (木) 16:46:24 - みみ
oさま、コメントありがとうございます。
ある疾患(モデル動物)では、正常よりも抗体値が上がっていることを示したいと思っているのですが、どこをカットオフとすればよいのかもよくわからず、定量が難しいと感じております。
ゆくゆくは、病気の重症度と抗体値の相関等がわかればと思っていますが、やはり抗体を作成して検量線を作成する方向で考えた方が良いでしょうか...

(無題) 削除/引用
No.12615-2 - 2024/10/10 (木) 16:10:09 - o
OD値で、何を調べたいかによるでしょう。
値の高低は比較できても直線性と比例関係、頭打ちになる抗体価もわからないので、定性的にしか議論できません。例えば、何らかの病原体ウイルスとかに対する抗体ができているかいないかはわかるでしょうけど、下限をどこで線引きするかも判断は難しいでしょうね。できないことは無いですが。

ELISAでOD値をそのままFigureに使えるか? 削除/引用
No.12615-1 - 2024/10/10 (木) 15:37:07 - みみ
初歩的な質問で失礼します。
あるタンパク質のペプチドをプレートにコーティングして、そのペプチドに対するマウスやヒトの血清中の抗体価をELISAで測定しようとしております。
そのタンパク質や抗体自体は手元になく、検量線などは作成できないのですが、測定できたOD値はそのままの形でFigure化しても問題ないものなのでしょうか?
一般的にはどうするのが正解なのか、識者の方のご意見をお伺いできれば幸いです。

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