Bio Technical フォーラム

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PBSに溶解したPuromycinが析出する トピック削除
No.12611-TOPIC - 2024/10/07 (月) 09:31:05 - ojisan
Puromycin二塩酸塩(メルク P8833)をPBSで5 mg/mLに調製しました。
完全に溶解したことを肉眼で確認しています。
-20℃保存し、一度溶解して使用しました。この時は問題なかったのですが、再度凍結し、次に溶解した際に、白色の硬い沈殿が生じ、ボルテックスでも溶けません。37℃加温とボルテックスを何度も繰り返すと、どうにか溶けました。

別の商品ですが、Puromycin二塩酸塩は、50 mg/mLで水に、10 mg/mL濃度でPBSに溶解可能と書かれています。使用した商品の説明には、50 mg/mLで水に、10 mg/mLでメタノールに溶解可能と書かれています。

以前も以前いたラボで同様のことが生じたことがあり、1 mg/mLで保存すると析出しませんでした。
PuromycinとPBSはその際と同じメーカーのものです。

細胞に使うのでPBSが良いかと思っていたのですが、DMSOに溶かす試薬もありますし、このように微量を使用する試薬は、水に溶解すべきでしょうか。
高価なので、再度購入して水で溶かしてみる、というのは今回は難しいのですが、水でも同様のことが生じる場合があるのでしょうか。
 
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ありがとうございます。 解決済み 削除/引用
No.12611-6 - 2024/10/11 (金) 09:11:49 - ojisan
みなさま、御意見ありがとうございました。

PBSのリン酸が邪魔なのかも知れません。
自分の用途は、細胞培地に4 µg/mL程度の濃度で加える事なので、滅菌水に溶解するのが良さそうに思いました。
以前のラボでPBSに希釈するレシピだったので、そのままやっていましたが、今後はこちらに変更しようと思います。

毎回加温して溶解するのは結構大変なので、まず分注した一部を4℃で保存してみて、それでも析出する場合は、低濃度に希釈して保存しようと思います。

(無題) 削除/引用
No.12611-5 - 2024/10/09 (水) 01:41:29 - おお
各社の溶液の保存条件が4度からー20度となっていますので(メーカーの一部は4度容認)、大元はー20度に保存してそこから完全に溶かした状態で一部小分けして(あるいは大元を分注して)、4度保存で使用するというのはどうでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.12611-4 - 2024/10/08 (火) 15:21:00 - T5
Thermoの10 mg/ml調整品を使っていますが、Hepes bufferに溶解とあります。この製品も冷凍状態から溶かすと白濁します。したがって、白濁すること自体はpuromycinの特性と考えられます。ただ、この溶液では37℃で溶かした後、ボルテックスですぐに透明化します。なのでPBSでは塩濃度とかpHコントロールとかが溶解に最適ではないのでしょうね。ともかく変質ではなさそうだいうことで、毎回頑張って溶解するのも、析出が出ない1 mg/mlをストックにするのも好みの問題となりますね。

(無題) 削除/引用
No.12611-3 - 2024/10/08 (火) 02:03:01 - おお
使うケミカルの性質におおじて溶媒を変えるのが普通だと思われます。市販の培養用ピューロマイシン溶液で見たものはHEPES bufferかDMSOで溶かしてますね。

溶解度は25度での場合もあるのかもしれませんね。PBSでもいいでしょうけど析出して使いにくいようでしたらもう少し薄めでもいいかもしれません。あるいは高濃度の水あるいはHEPES溶液をストックとして、PBSで希釈ということもありかもしれません。希釈倍率とか考えると水や培養で使われる他の溶媒で溶かしても問題がないと思えます。

ちなみにPBSのリン酸が問題になりそうだけどそういうたぐいのものを使いたいなら生食も選択肢でしょう。

(無題) 削除/引用
No.12611-2 - 2024/10/07 (月) 17:39:55 - みず
水に溶かしてます ストック 10mg/ml

PBSに溶解したPuromycinが析出する 削除/引用
No.12611-1 - 2024/10/07 (月) 09:31:05 - ojisan
Puromycin二塩酸塩(メルク P8833)をPBSで5 mg/mLに調製しました。
完全に溶解したことを肉眼で確認しています。
-20℃保存し、一度溶解して使用しました。この時は問題なかったのですが、再度凍結し、次に溶解した際に、白色の硬い沈殿が生じ、ボルテックスでも溶けません。37℃加温とボルテックスを何度も繰り返すと、どうにか溶けました。

別の商品ですが、Puromycin二塩酸塩は、50 mg/mLで水に、10 mg/mL濃度でPBSに溶解可能と書かれています。使用した商品の説明には、50 mg/mLで水に、10 mg/mLでメタノールに溶解可能と書かれています。

以前も以前いたラボで同様のことが生じたことがあり、1 mg/mLで保存すると析出しませんでした。
PuromycinとPBSはその際と同じメーカーのものです。

細胞に使うのでPBSが良いかと思っていたのですが、DMSOに溶かす試薬もありますし、このように微量を使用する試薬は、水に溶解すべきでしょうか。
高価なので、再度購入して水で溶かしてみる、というのは今回は難しいのですが、水でも同様のことが生じる場合があるのでしょうか。

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