Puromycin二塩酸塩(メルク P8833)をPBSで5 mg/mLに調製しました。
完全に溶解したことを肉眼で確認しています。
-20℃保存し、一度溶解して使用しました。この時は問題なかったのですが、再度凍結し、次に溶解した際に、白色の硬い沈殿が生じ、ボルテックスでも溶けません。37℃加温とボルテックスを何度も繰り返すと、どうにか溶けました。
別の商品ですが、Puromycin二塩酸塩は、50 mg/mLで水に、10 mg/mL濃度でPBSに溶解可能と書かれています。使用した商品の説明には、50 mg/mLで水に、10 mg/mLでメタノールに溶解可能と書かれています。
以前も以前いたラボで同様のことが生じたことがあり、1 mg/mLで保存すると析出しませんでした。
PuromycinとPBSはその際と同じメーカーのものです。
細胞に使うのでPBSが良いかと思っていたのですが、DMSOに溶かす試薬もありますし、このように微量を使用する試薬は、水に溶解すべきでしょうか。
高価なので、再度購入して水で溶かしてみる、というのは今回は難しいのですが、水でも同様のことが生じる場合があるのでしょうか。 |
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