ELISAの方がスッテプが少なく、絶対定量がしやすい。感度も非常にいい場合はpg以下を検出出来るようです。
出回っているキットをいくらか見ると検出限界はpg/ml(一桁)、100ulのせるとして数百フェムトグラムと言うことになります。ひと昔まえのECL plus でWBしてもここまでは検出できない。今はもっと検出感度が高いケミルミ試薬が出ていてフェムトgオーダーまで検出出来るという謳い文句の物も出回ってますが、逆に、そういう試薬はELISAにも応用できるのでやはりELISAの方が有利です。
WBで絶対定量する場合はスタンダードを8 lanes とか使うとなるとサンプルひとつ、二つに対してゲル一枚とか言う事になってしまう。
また、ELISAの検出できるダイナミックレンジは広く検出限界の100倍から1000倍の濃度ぐらいまで検出できる様になっています。WBではそこまで広くない。
臨床検査では、血液中のサイトカイン、ウイルス量など、絶対定量が重要であるとも言えますしELSAが適していると言えるでしょう。 |
|