質問は論文を書くうえで「転写量が変化しなかった」と「エンハンサー活性が変化しなかった」は取り替え可能かということでしょ。同義として使用してよいかというのはそういうことでしょ。
実際のメカニズムがどうかは関係なく、取り替えることは出来ないということを最初から私は言っているのだけれどね。
繰り返えしになるけれど、「転写量が変化しなかった」というのは観測された事実、「エンハンサー活性が変化しなかった」というのはそこから導かれる解釈(のひとつ)なんだから、取り替えは不可(質問者さんがどういう実験、観察をしてどの程度裏を取っているかはわからないけど)。
転写量だけでなく他の側面からも裏をとってエンハンサー活性が変化していないという裏もとっているとか、教科書に乗せるような理想的な(転写量がエンハンサー活性で100%説明できるような)モデルの話をしているというシチュエーションなら、両者を区別する必要はないかもしれない。
しかし、resultとして実験・観察の記述をするうえでは、両者の区別に敏感であるべきだと思う。 |
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