NewtonやScientifc Americanは一般人向けにいろいろな話題を提供してくれていると思います(日本語訳版も出てたと思います)。また、大学で使う入門的なテキストで使われているような本はとっつきとしてはいいかもしれませんが、興味や基礎をどの程度吸収していくかにもよるのでどれがいいか難しいですね。細胞内のイベントに重きをおいた大学の生物学のバイブルといってもいい本は「細胞の分子生物学」ですが、高いし分厚いしどうですかねぇ。古本でもいいので手に入れてみて興味がある部分だけでも読んでみてもいいのかもしれません。確か参照文献もつけてくれているので、そこから論文を読むのもありかもしれません。
もう一つは有名科学雑誌ScienceやNatureで具体的な実験を行っている論文ではなくて、NEWSみたいなものを見てみるのもいいかもしれません。最近報告された論文をもとにその論文の意義とかそういう研究に至った経緯とか書かれています。さらに興味があればその論文は引用されていることが大抵なのでその論文を見つけることができるだろうと思います。
日本語で最近の研究を紹介してくれていて、実際の実験のデーターなんかも乗せてあるような雑誌があるのだけど、『実験医学』ではヒトやマウスの細胞などの研究中心に色々書いてくれているとおもう(おもうというのは昔よく読んだがいまは、、、)。その他に休刊?廃刊?になった『蛋白質核酸酵素』『細胞工学』とかあったんだけど残念。。。代わりになるような雑誌はでてないのかな。
『実験医学』を出している 羊土社は増刊号で特集がでたり、大学で研究を始めようとする人がとっつきやすい本も出していると思うのでホームページなど一度見てみてもいいかもしれませんね。細胞工学、植物細胞工学は医学に関係しない分野も取り入れてはいたと思いますが、もうやってません。ただGAKKENメディカル出版がバックナンバーを持っているようです。GAKKENメディカル出版と学研に吸収されたためか、バックナンバー以外の書籍は医学系ですね。。。
『蛋白質核酸酵素』は共立出版が出してたやつですこれも今はやってません。共立出版も科学系の大学のテキストで使えそうな本を出しているのでホームページで面白そうな本がないか見てみてもいいかもしれません。
ただ実際に読むとしたならば、難しすぎないかとか言うのがあるので中身見て決めれればいいとは思うけど。
もう一つ裏技的なのは国公立の大学の特に理系分野を扱っている図書館で色々本を物色してみるというのもできるのではと思うのだけど、どうだろう。
そういうところから興味のある分野、研究にキーワード検索で絞っていって論文を見つけていくといいように思いました。
www.kyoritsu-pub.co.jp/
www.yodosha.co.jp/jikkenigaku/
gakken-mesh.jp/journal/saibo/ |
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