平素はお世話になっております。
hPBMCsからOKT3で誘導したT cellへの遺伝子導入を計画しています。
導入のschemeとしては、
hPBMCsをFicoll Paqueで分離し、OKT3, retronectin-coated plateで前刺激したものに、amphotropic retrovirusをretronectin存在下で感染させました。
今回初めてだからなのか、それとも私のPBMCsが良くなかったのか、ポジコンのGFPを指標に感染効率は2%ほどでした(Day3 post infection)。発現させたいベクターにはneoRが付いていますので、neoで選択後、2週間ほどしましたが、きちんとneoRを持つ細胞が濃縮されてきました。
ここで質問させてください。
retrovirus感染後は、IL-2とTリンパ球用の基礎培地で基本増やしています。
が、neoで選択しなかった細胞でも2週間ごろになると「生きてはいるのだけど、」増殖していないように思えます。quiescent状態というのでしょうか。
ここでみなさまに教えていただきたいのは、IL-2だけでは増殖に不十分なのでしょうか?
もう一度OKT3で刺激をすれば、増えてくれるのでしょうか?最初の感染効率が悪いのでなんとか増えてくれないかなとIL-2に期待していたのですが。。
最終的には遺伝子導入されたTcellを使ってin vitroでのtumoricidal活性を見たいと思っています。
みなさまのコメントいただけますと幸甚です。よろしくお願いします。 |
|