この問題はちょっと調べると出てくると思いますが、メタノール固定は大変弱い固定で膜に穴を開けるので、細胞質成分はかなり流出します。逆にそれを利用して、細胞質にも沢山発現していて、一部が膜に結合してることを示すためによくつかわれます。この目的ではPFA固定の実験と併用して、PFAでは細胞質に多くあるけれども、メタノール固定では膜にあるのがよく見える、という示し方をします。
なお4%PFAでも室温10分はかなり弱い固定で、タンパクはがちがちに架橋されてるわけではありません。が、そのあとで界面活性剤で穴を開けても漏れないくらいには大体なります。 |
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