遠心回収後の用途は何でしょうか?600gは細胞にダメージを与えないようにするためのミニマムの加速度で、大部分は沈みますが一部の細胞は浮いた状態になると思います。遠心後にまた培養をするのであればこのくらいの加速度で回収しますが、回収して細胞を破砕するとかの用途であればもっと大きい加速度で回収しても大丈夫です。クラミドモナスは株によってはチューブの壁に張り付きます。回収時にTween20をごく少量(50 mL培養液に対して10%Tween20を1 uLくらい)入れることで張り付きを抑えて沈殿させることもできます。遠心後に培養するならTweenは止めたほうが良いですが、実験によってはTweenを入れても良いと思います(ご自身でご判断ください)。 |
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