protein mrna level inconsistent
でぐぐってもそれに関する色々な論文が見つかります。
doi.org/10.1186/1471-2164-10-365
この論文はタンパク質とmRNAがどの程度の相関があるか見てます
mRNA、タンパク合成、タンパク質自身、それぞれのステップでいろいろなレギュレーションを受けているので、mRNA が上がってタンパクが上がると言う単純なものではないとも言えると思います。mRNAによっては、発現しても、ribosomeがアクセスできないところに封じ込まれていて、タンパク質が合成されない事もあります。miRNAの一つの機能は、mRNAに結合して翻訳を抑制することです。生理的にはゲノムからmRNAを作ってさらにタンパク質を作るより、mRNAからタンパク質合成の活性を上げてタンパクを作る方が早く、迅速な対応が必要な場合に適応できる。
タンパクの安定性が高くmRNAの半減期が短いなら、mRNAの発現が落ちてもしばらく高いタンパク量が維持できる。
一般論は置いといて、以下の論文はCDKN1Aについても書かれている。
doi.org/10.1093/nar/gkad899
ところで、RNAseq のvaridationはやりましたか? |
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