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(無題) 削除/引用 No.12385-9 - 2024/06/23 (日) 01:38:06 - E アメリカですが、生活はできると思いますよ。日本でMDPhDで研究費も自分で取れる実力があるのであれば、雇いたい研究室もあると思います。雇用された中で独立した研究室を自分で持てるように動けばいいと思いますよ。給料はもちろん交渉です。あまりに低いと思ったら別の研究室を探せばいいです。そこら辺はドライですから気にすることはないです。 30代半ばのお子さん3人ですからおちびたちですね（かわいい盛り）。バイリンガル教育と考えれば素晴らしいでしょう。生活はできるでしょうが、日本で臨床医として働いていたのであればしばらくは節約生活か。下手したらずっとそうかもしれません。そして英語環境、奥様が耐えられるかどうかもありますね。 まぁ数年誰かの下で自分でもグラント取って頑張って、日本に帰って臨床と研究に戻るのもアリかもしれません。子供も帰国子女で自分も海外経験アリのキャリア積めますし。（子供の英語教育のために1年間だけ研究室で働いた先生もいました。） アメリカ完全移住で子供たちがそのままいい大学に進学する場合もありますね。そうなると自分で研究室を持てばある程度いい生活はできると思いますが、こちらの臨床もやっているMDPhDと、PhDだけではやはり給料は違います。 地勢的にはオーストラリアがよさそうですね、比較的近いですし時差もないでしょうから。どうなんでしょうね、経験者のコメントがあるといいのですね。

(無題) 削除/引用 No.12385-8 - 2024/06/23 (日) 00:19:58 - Mitoma みなさん、様々な経験を教えていただき、誠にありがとうございます。 アメリカだと、生活費が足りないのは、かなりネックですね。。 カナダなら、実績あれば、チャンスは多少おおいですかね。 ヨーロッパやオーストラリアなどはどうでしょうか。 まあ、いずれにしても、5人の生活費が賄えない給料であれば、妻と僕の親はきっと猛反対するでしょう。または僕一人で海外行くかになるですけど、離婚されたら、元も子もないですね。 おっしゃるように日本では、そこまで大きな成果を出せなくても、若手研究、基盤Cが簡単に取れてしまうので、ある意味伸び伸び研究できる環境にあるかもしれません。 ぬるま湯かもしれませんが、現在のポストから少しずつ邁進していく方が堅実ですかね。（結婚してないのであれば、いったんは海外留学をチャレンジしたかったです。MDだとPhD取る前に結婚が多いです）

(無題) 削除/引用 No.12385-7 - 2024/06/22 (土) 14:26:31 - toto 30代半ばだと欧米、特にアメリカではfirst PIの年齢です。ファーストポスドクとしては相当遅い年齢で、それでもボスさえ採用してくれればいいですが、めだった成果を出すまではお客さんとしかラボ内では見られないでしょう。英語力としては実験操作に関してでも海外の高学歴の連中とやりあえて、パーティトークも得意なくらい話せて、writingも論文を英文校正に出す必要もないくらい英語が書けるのであれば、あとは運次第です。 ただ5人家族だと、先に挙げられてたようなセントルイスのような地方の都市ではかなり治安面でストレスが多いです。もっとも東と西海岸のいいところだと、first ポスドクの給料では5人家族はかなり厳しい。子供が大きくなると学費の負担が重くのしかかってきて、ボス雇いのままでは辛いでしょう。それにボスもいつかは辞めるので、自分がPIになって独立して、それを維持できないと、日本のように研究費とれなくても定年まで家族を養えるというわけはいきません。また研究面でも、ボス雇いのままだとやりたい研究をやるというわけには行かず、テクニシャン的に使われるのはもちろんです。 何がやりたいかの人生観によりますし、異文化でチャレンジするのはいいことですが、日本と同じようにどの職位にも適齢期というのがあることはお忘れなく。多様性が強調される時代ですが、それだけ、そうでないという現実はあります。

(無題) 削除/引用 No.12385-6 - 2024/06/22 (土) 13:52:21 - おお USも物価１．５倍ですけどね、コロナ前から比べて。 ＞国自体も全体的な研究費をどんどん減らしています。 減ってはないですけどね。 https://www.jsps.go.jp/file/storage/kaken_27_kdata_g1333/1-1_r5.pdf 金銭的にはポスドクからというならきついと思います。 せめてアシスタントプロフェッサーでUSで研究費取れるぐらいでないとなれないでしょう。ポスドクで研究費引っ張ってこれれば給料的にもなんとかなるかも。

(無題) 削除/引用 No.12385-5 - 2024/06/22 (土) 12:11:23 - eee 自分も、MDです。 日本の研究界は、本当に平等な環境で、のびのび研究できます。最低限の業績さえ出していれば、基盤Cくらいは誰でも取得できて、生き残れますから。 過密競争の社会に行くとどうなるか。勝ち残るのはわずか3%くらいの超優秀な（そうに見える）人だけが生き残って、他は駆逐されます。 決して研究が優れているわけではなくて、まずは政治ができることが前提です。逆に言うと政治ができれば、研究遂行能力はなくても、生き残ったりします。 日本人に政治ができる人がいるとはとても思えないです。そういう教育を受けてませんから。 今海外でPIをやっている人も、ぶっ飛んだ業績を出したような人はわずかで、人種枠とかでかろうじて、生き残って、その後幸運をつかんだような人も結構います。 業績は運の要素も大きいです。ラボによっては、捏意がある人との競争もしょっちゅうです。 また、海外でもその国のMDを持っているとかなり評価されます。逆に言うとそうでなければ、ただの人です。 生活に関して一言。 自分は質素ですが、基本MDの旦那と奥様は、大した貯金がなくても、かなりの額を年間で消費されているが多いです。今のドル円換算をすると、普通に1000万くらいは年に、消費している印象です。 日本のMDの給料でこういった金銭感覚が身につくか？？、、、自分は思っていますが、多くの人はそんな感じです。まあ、人それぞれで、批判するつもりはないです。 いずれにしても、大成功する人もいますが、大半は、並み以下の成果で帰国する。そういう感じですかね。

(無題) 削除/引用 No.12385-4 - 2024/06/22 (土) 11:56:36 - SN 永住を前提に海外移住することを考えられているのですよね？ カナダの場合ですが、大学でポジションを獲得出来るくらいの実績や人脈があるのであれば、パーマネントとして働けるので永住権の獲得は比較的容易にできるかと思います。 ポスドクから挑戦する場合は、奨学金の受給などにもよりますが基本的には数年の契約（PIのグラント獲得状況にもよります）です。ポスドクの期限は一応5年と定められていて、その後はPIの予算次第でResearch Associateとしても働くことができます。その後に永住権申請となるので、なかなか長い道のりで、さらにVISAの更新毎に受け入れられるかどうかも心配になります。 カナダでもポスドクの給料は上げる方向で進められていて、70000ドル程度が基準となるようです。子供手当はかなり手厚いので、普通に暮らす分にはなんとかなると思います。 研究の環境的には日本にもカナダにもそれぞれ良いところがありますね。 子供の教育の面では、高校までは確実に日本のほうがレベルは高いと感じています（語学を除いて）。自由な雰囲気はありますが、悪くいえば日本と違って規律がないとも言えるのでそのあたりはお子様の特性や教育方針で好みが分かれるのではないでしょうか。日本に住んでいると当たり前のことが海外では当たり前でなかったりするので、それが家族みんなが受け入れられるのであれば挑戦することに問題はないと思います。

(無題) 削除/引用 No.12385-3 - 2024/06/22 (土) 11:03:16 - えーぬあいえいち アメリカの例でお話しします。海外医師免許を取る予定は無し。であればポスドクとしてということですよね？リンクはNIHのポスドクサラリーのガイドライン。 ttps://grants.nih.gov/grants/guide/notice-files/NOT-OD-24-104.html ガイドラインの額は年々上がっていて、というか上がり過ぎなためにこの額面通りに出してるPIばかりではないです。 トピ主様の研究歴、論文歴によってはよく扱ってくれる気前の良いボスもいるかもしれませんが、基本ポスドク初年度扱いでしょう。ガイドライン通りに出してくれたとして年間6万ドルちょっと。これだと、有力大学のある大きい都市（ボストンとかサンフランシスコとか）だとお子さん3人どころか、夫婦二人（奥様は専業主婦として）でも厳しいですね。家賃だけで給料の5-7割飛んでくかも。 生活費が安い有力大学のある都市（セントルイスとか）ならギリギリくらい？かなあ。節約の為の努力がちょっと必要になるでしょうね。 日本で有名では無いけど十分に研究できる環境の大学（アイオワ大とか）がある都市でも、贅沢は出来ないと思います。 夫は好きな研究が出来て満足だが、妻は自分のキャリアを諦めてまでアメリカについてきたのにたいして面白いことも無く……で仲が悪くなっていって離婚した夫婦はみたことあります。 こちらでPIまでなってる日本人の方、もちろん凄いPublication historyの人が殆どですが（ぶっちゃけ怪しい論文だらけの人もいるが）、これは運も絡むでしょう。で、そうでなくてもPIになってる人は、こちらで学位を取られた人やアメリカでも臨床出来る人が多い、という印象です。トピ主様が（真面目に研究しても幸運に恵まれないことはある訳で）PIになれるような業績が出ない場合、10年後からはポスドクサラリーにちょっと色のついた程度の給料（今だと8~10万ドル前後）で生きていくことになります。日本でPh.D.取ってアメリカにずっと残ってる人には、こういう人が結構います。私もその1人です。贅沢は出来ないですが、研究は楽しいし、家も買ったしでそれなりに満足してます。うちは子供がいないですが、同じような経歴で子供3人育ててる人もいます。MD.Ph.Dでこの境遇の方も一人知ってます。 日本で医師なら、それなりに高い生活レベルだと思います。そこから下げられるか？（医師免許持ちなのにPh.D.のみの人と同じ待遇に我慢できるか？）家族の同意が得られるか？ごく普通のアドバイスなら、止めておいたら？となると思います。 しかし、個人的には、挑戦したい気持ちがあるなら挑戦した方が良い、と思います。最悪うまくいかずに帰国となっても、医師免許があれば職にあぶれて食いっぱぐれることはないでしょう（この点Ph.D.のみの人とは違う。保険がある）。研究をメインに据えた人生を送りたいのであれば、このまま日本でやっていくよりチャンスは大きいように思います。

(無題) 削除/引用 No.12385-2 - 2024/06/22 (土) 10:39:44 - 准教授 うーん、心配するところが逆のような。 まずあなたに海外でPI（テニュア）になれる実力と実績と人脈（アメリカではポストを取るには相当重要）があるか。 あるならアメリカのPIは高級とりなので生活に問題はなし。

基礎職ポストの大学医師、30歳代での海外脱出は現実的？ 削除/引用 No.12385-1 - 2024/06/22 (土) 09:40:46 - Mitoma 30代なかば、子供3人で上記の肩書きのMD,PhDです。日本では実質的な給料減少、円安、少子化、地政学的なリスクなど暗い話題ばかりです。。 基礎研究は、ある程度研究費を取れており、仕事も楽しいですが、円安の影響で同じ試薬を買うにしても、数年前の1.5から2倍かかるようになり、研究費も十分ではありません。国自体も全体的な研究費をどんどん減らしています。闇に突入していく日本は、自分、そして子供たちにとって、前向きに暮らせる環境ではない様な気がします。 　これからアメリカなどの海外移住も考えはじめているところですが、海外医師免許を取ることはあまり考えておらず、海外の大学の基礎研究のポストの応募を考えていますが、海外の基礎ポストの給料では、家族5人を養うのも苦労する可能性があります。 皆さんはどう思いますか。また海外移住を考えている方や経験されている方は是非、考え方を共有してほしいです。

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