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研究者としてのキャリア トピック削除
No.12384-TOPIC - 2024/06/21 (金) 21:55:35 - ポストポスドク
研究者のキャリアパスとして
大学院卒業ーポスドクー(留学)ー助教ー(講師)ー准教授ー教授
というルートが一般的だと思うのですが、教授への道は狭き門で一部の選ばれた人だけがなれることは理解しています。
ポスドクは一時的な身分ですし、助教の先生はみな若い(30代後半〜40代くらい)のでやはり一時的な身分な気がします。講師の先生は殆ど見かけないので、多くの研究者は准教授でキャリアを終えることになるのでしょうか?しかし、准教授の先生が多いかというと、教授と同じくらいな印象ですし(むしろ少ないくらい?)、研究者の道を進むと普通はどのような身分で定年を迎えるものなのでしょうか?
民間企業では課長で定年だとちょっと頑張れなかったかな?という印象で、部長になれたら頑張ったな、と思えそうですが、研究者だとどういう感じなのでしょうか?
研究者のキャリアを進まれている皆様のご意見お聞かせいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
 
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No.12384-16 - 2024/07/03 (水) 12:19:34 - asan

この質問に答えるほどキャリアがあるわけではないので実態はもっと詳しい方に聞いたらと思いますが、自分が思うことを述べます。

結局のところ、キャリアパスとして教授になならなかった中間職で終えるケースというのは一定数いると思いますが、それが本人がPIになるべく努力して無理だったのか、昔の万年助手のようなポジションで途中から出世競争を放棄したタイプなのか、研究支援など技官と中間のようなポジションなのか色々なケースがあると思うので正直母集団として明確なキャリアパスがあってないようなので、あまり参考にならないと思います。同じような大学の肩書きでも、財源や部局が少し違うだけでまったく要求されるものが異なる印象です。

また、特に国立大学が独立法人化する前の大学教員は公務員だったので、丁稚奉公で出世する仕組みのある大学もそれなりにあっただろうし、教授が退官時に責任もってラボの中間のポストや扱いを根回し、次を手伝うみたいなことで上手くやってた側面もあると思います。ですが、今の時代助教だと結構な割合で任期があるし、講師ぐらいでも特任とかも多いので元ボスが面倒見る以前に別の場所に移動するケースが多いと思います。その結果転々と40-50代でも任期付きとかでやってるがそれなりの実績のある研究者も一定数いると思います。彼らがそのまま任期付きで定年を迎えるのか、地方の正規ポジションに滑り込むのか、あるいはキャリア採用でベンチャーとか民間に高齢で迎え入れてもらうのかはケースバイケースすぎて個人差が多過ぎて参考にならん場合が多かったと思いますが、あと10-20年ぐらいでそういう人たちが層として定年世代になるからこれからって感じだと思います。

少なくとも助教のポストに関して言えば任期付きでもパーマネントでも確かにネットワークでお声がかかるのは重要だと思います。これは若い(35くらいまで)は特にそうで、実績よりも伝手が重要なケースも多いかと。この場合でも正規ポストやテニュアトラックの場合は採用員会の決定もあるので最低限プッシュできるだけの実績があることは必要だと思います。逆に、完全公募で行く場合であっても得たいの知れない人でなんか実績だけたくさんあるよりも、少なからず知ってる先生や研究室にいた人、みたいな経歴はそれなりに重要だと思います。 そもそもCNS一つあっても、その研究実績を活かした研究が次の場所でできるかは中間職なら特に微妙なものも結構あると思うので。

運とコネとは言いますが、10年20年やってれば流石に運とコネだけでどうにかなる世界でもないと思いますね。PIになってしまっても研究費とってラボ運営できなければ困りますし、それなりに研究を続けるためには最低限の研究歴相応の実績を積むことは重要かと。

(無題) 削除/引用
No.12384-15 - 2024/07/02 (火) 17:11:12 - ggg
eeeさんがおっしゃっている内容が事実であれば大問題でしょうね。
日本で研究を遂行するのは運とコネですね。

(無題) 削除/引用
No.12384-14 - 2024/07/01 (月) 22:37:09 - ファンド
大学ファンドは、バカみたいに運用成績悪い。

今年、新Nisa始めた初心者よりも運用成績悪い。

(無題) 削除/引用
No.12384-13 - 2024/07/01 (月) 21:46:57 - eee
まあ、10兆円の大学ファンドで、100億円もの額を東北大学という中途半端大学に寄付するくらいなら、

毎年5000人の若手研究者に、自身の給料込みで、2000万円ずつ分配して、独立させるか、OISTのような研究機関を新たに立ち上げた方がいいのは確実。

文部科学省が考えていることは分からん。

最近の問題は、日本というパイの小さな研究社会の中で、審査が形骸化していて、科研費の面接審査などがコネで決まってしまっていること。

本当に情けない。

(無題) 削除/引用
No.12384-12 - 2024/07/01 (月) 15:35:15 - toto
中年さんの書かれてるJRECinに沢山公募が出ているからこれからは教授ポストが空きまくる、というのは、そうなればいいですが、ちょっとそれには誤解があるように感じます。たしかに一部有名大学、大都市にある大学を除けば、教授ポストで公募してもいい人材が集まらないので、公募を繰り返しているところも多いのですが、これは、求められるニーズに合う人材がいないからであるわけです。あるいは、業務がメインなので教授という肩書きにして公募してることも多いですし。
公募では当然、今の大学に足りない人材を求めるわけですが、応募してくるのは、どれも似たり寄ったりでゲノム編集やって免染とWesternしかやったことがない、あとは外注で解析までやってもらっただけ、という人が大半です。厳しい財政状況の中で自分たちで工夫して研究環境を作って切り開いていけそうな人がとても見つからない、それで公募の形を変えて繰り返すという状態が多いように感じます。
あるいは、法医学のように医学部や薬学では資格や業務に必要なことを教える内容が決まっていて、その人たちがなかなか見つからない、ということも多くあります。ただ、あまりにそれができる人はいないので、公募内容の文言を変えて業務内容を緩めることがありますが、そうすると、地方でもそれなりに集まるのは、今も昔でもたいして変わりません。PhDが減少傾向にあるとはいっても、特に今後も国立大でのポストは減り続け、大学自体もさらに統廃合が進むので、倍率はそれほど緩和されないと、私は思います。

反面、助教で定年までというのも、それは、肩書きなどは要らないから研究だけしたい、というのであれば、それはありでしょう。もちろん、大学としては新しい教授が決まれば、前からいた教員は一掃したいわけですが、北大理学部のように追い出し部屋を作るのはまれで、それをやると今ではかなりやっつけられます。研究費さえ何とかなって、周りの目を無視できる強さがあれば、大学の助教はいいポストかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.12384-11 - 2024/07/01 (月) 14:06:27 - ココ
コネが使えるような人脈は大事ですよね。
私は最初の職場で全くダメでしたので、人脈はないと思います。評価は最悪だと自己評価しています。
准教授さんのアドバイスは真っ当なご助言だと思いますので、スレ主は頑張ってください。

(無題) 削除/引用
No.12384-10 - 2024/07/01 (月) 11:57:21 - 准教授
クソ生意気なことを書きます。
研究業界も中にいるのは「人間」です。ですので、たとえ大した業績が無くても人柄や仕事っぷり、ちょっとした切れ味などで人目につけば、助教、講師くらいなら一本釣りできます。特に助教の人事なんて教授マターですから。
ですので、特にポスドク→助教のステップはいかに知り合いがいて引っ張ってもらえるかが極めて重要です。論文書いて公募に出して、というのももちろん真っ当な道ではありますが、どんなに優秀でも自分の下に全く素性がわからない人を雇い入れるのは相当大きな抵抗があります。少々業績が劣っても自分と息の合う人を雇用したいと思うのが普通の感覚です。ですので、業績ばかりに汲々するのでは無く、自分にそういった人脈があるかも考慮されると良いと思います。人脈もなく業績も普通の公募戦士だとなかなか厳しいと思います。

(無題) 削除/引用
No.12384-9 - 2024/07/01 (月) 11:40:21 - ココ
30前半で実質ポスドク(博士課程修了後2年目)ですが、キャリア形成について考える時期に差し迫ってきました。後3年で業績を増やせない、どうしようもない研究者であれば助教(テニュア)は獲得できないと思うので、35歳前に別業界にいこうと思います。今の世の中お金や家庭も大事ですので。

(無題) 削除/引用
No.12384-8 - 2024/06/26 (水) 13:30:08 - か
アカデミアの国公立は、教授、准教授、助教の任期なしポストは1:1:1位じゃないですかね。と歌わされず、有名大、大都市の大学のポジションを取り合う競争のように思うのですが、
もちろん淘汰もあると思いますが。

(無題) 削除/引用
No.12384-7 - 2024/06/26 (水) 00:04:18 - ポストポスドク
皆様

いろいろ情報・ご意見くださりありがとうございます。
少し前に教授の先生から、研究者として生き残るには出世していかないといけない、と聞いたので、ではどこまで出世を続ける必要があるのかと思い質問させてもらいました。
周りの助教の人達は皆若いのでやはり出世をすることが必須なのかと思った次第です。

助教でも任期なしで定年を迎えることもあり得るのですね。ちょっと驚きましたが、やはりレアケースなのでしょうね。この世界の経歴が浅いので知らないだけなのかもしれませんが、私の周りではドロップアウトした方は殆どおらず(2名ほどポスドクから民間にいかれた先輩がいる程度、それもドロップアウトではなくやりたいことが見つかったとおっしゃっていた)、助教のあとに民間に行くケースや准教授から教育中心のポストに就くなど、そういうルートも珍しくないのですね。
これからは研究業界のポストが空きまくるかもしれない、とすると今の状況がわかってもこれからのことは予想できなそうですね。

(無題) 削除/引用
No.12384-6 - 2024/06/24 (月) 09:13:16 - 中年
出題者さんが何歳のポスドクかで今後の運命がかなり変わると思います。
今、大学は猛烈な勢いで女性比率の向上と平均年齢の押し下げを行っています。
本当に猛烈な勢いです。
間も無く40-50歳の氷河期世代が淘汰されます。
今、研究業界は若手が博士課程に進まない問題にも直面しており、そのうち研究業界は尻すぼみになります。なので、10-20年後には大学教授のポストが空きまくる社会問題が発生すると予想します。その時あなたが適齢期で、何かちょっとした業績か、ちょっとしたニッチな売りがあれば簡単に教授になれる時代になっていると予想します。
語弊があるので具体的には言いませんが、jrecin などを見ているとすでに特定の業界では山ほど求人が出ており、上の状況が起きているのだろうと感じさせます。

(無題) 削除/引用
No.12384-5 - 2024/06/22 (土) 07:54:46 - 独り言
アカデミックの場合は、
任期があるかどうかが、一番大きいかかと思います。
准教授でも、助教でも任期がない場合があるので、その場合、出世できなくても定年までそのまま終える人はある程度おります。

問題は、任期が5年などで終わってしまった場合にどこにいくのかと。
助教の方は、アカデミックをあきらめた人は企業に行く方が多いような気がします。
准教授の場合は、40代以降なので、おそらく企業にいけることは少なく、むしろ私大で教育デューティーが多いところで、研究をある程度諦めてアカデミックに残っているのかなぁという印象です。

(無題) 削除/引用
No.12384-4 - 2024/06/22 (土) 05:54:32 - I
頭のいい人が教授になるわけではなく、むしろ大多数の人は平凡で、極めて稀に頭の切れる人がいるという感想です。後者は、セミナーの質問で見受けられるように、他人に対しては明らかに優れた分析ができるのですが、ご自身の実績は必ずしも笑。
人事は多数派が決めるものですから、思うに任せないことも多々あるのでしょうし、それを良しとして業界に残るかは人それぞれでしょうね。

(無題) 削除/引用
No.12384-3 - 2024/06/22 (土) 04:21:56 - おお
出世欲があまりなくって研究が楽しくてやっている的なひとが昔の助教授の立場でキャリアを終えた人がいましたね。会社の場合は管理職になると残業手当がつかないから昇進しないというのも昔ありましたが、いまはどうなんでしょう。部長あたりになると管理職じゃないかと思ったけど。逆に会社としては残業手当つけたくないからとりあえず管理職の下っ端あたりまで昇進させるっていうのもあったと思う。

(無題) 削除/引用
No.12384-2 - 2024/06/21 (金) 23:18:44 - たこ
グラント取れないから研究もしない、けど教授で、政治屋として居座るっていう人が母校含め結構いました。
上がつっかえてるから教授になかなかなれないという要因もあるんではないでしょうかね。
結構タイミングがものをいうところもあるし、もっと早く教授になれるはずの先生でも、政治的な理由で昇進が遅れるというケースも何件か見ました。
ただ、少なくとも、講師以上でPIの場合はその職位以上で定年退官している人しかいませんでした。
ある意味、そこまでいけば逃げ切り態勢に入れるのかもしれません。
企業だと、頑張る頑張らないの他に、昇進したいか否かでも最終到達点は違うと思いますよ。
身内にやり手の企業戦士がいますが、頑なに昇進をしないルートを辿ってます。
昇進するようなら転職という選択もしてました。

私もまだ若手に入る部類かと思いますが、大学院卒業ーポスドクー助教ー海外というルートを辿っています。
一応リサーチャーでいてますが、もとよりPIになれる能力がないのでその先の准教授、教授のルートは端から考えていません。
最近助教でもアカデミアから出る人が周りでも多いですよね。
特に大学は運営交付金の問題やら少子化やら複合的な要因で先細りになるのが目に見えてますよね。Ph.D. studentも減っていますし、ますますヒエラルキーの天辺に登ろうとする人は減るんじゃないでしょうかね?
私は海外永住権を取れるようなので、取得して長く海外に住むことを考え始めています。
別にアカデミアじゃなくてインダストリーでもなんでもいいかな、給金もそっちの方がちゃんともらえるし、Ph.D.自体も日本よりちゃんと評価されるようですから。

駄文にて失礼します。

研究者としてのキャリア 削除/引用
No.12384-1 - 2024/06/21 (金) 21:55:35 - ポストポスドク
研究者のキャリアパスとして
大学院卒業ーポスドクー(留学)ー助教ー(講師)ー准教授ー教授
というルートが一般的だと思うのですが、教授への道は狭き門で一部の選ばれた人だけがなれることは理解しています。
ポスドクは一時的な身分ですし、助教の先生はみな若い(30代後半〜40代くらい)のでやはり一時的な身分な気がします。講師の先生は殆ど見かけないので、多くの研究者は准教授でキャリアを終えることになるのでしょうか?しかし、准教授の先生が多いかというと、教授と同じくらいな印象ですし(むしろ少ないくらい?)、研究者の道を進むと普通はどのような身分で定年を迎えるものなのでしょうか?
民間企業では課長で定年だとちょっと頑張れなかったかな?という印象で、部長になれたら頑張ったな、と思えそうですが、研究者だとどういう感じなのでしょうか?
研究者のキャリアを進まれている皆様のご意見お聞かせいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。

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