グラム陰性、陽性菌、真菌、マイコプラズマ全て対応の細胞培養用抗生剤混合液はいくつか販売されてますし、感染が見つかった際の除去用の物も別にあるようです。P/Sに代わってそれらを使ってるところもだんだん増えてると聞いています。少し価格が高いのがネックなので、私は研究費があまり多くないので、貴重な細胞株や初代培養、長期にわたる培養、論文用データ取りみたいな重要な実験の時だけ使ってます。トライアル的な実験とか条件検討的な予備実験とかはカナマイシンもしくはP/Sでやってます。
カナマイシンもグラム陽性、陰性菌に加えて0.05mg/ml前後のマイコプラズマにはある程度有効です。0.1マイクロメートルの滅菌フィルターもマイクプラズマ対策に使えます。 |
|