AとBの間のタンパク質の差異を定量的に比較したいならば、通常はSILAC法などの確立したプロテオミクスの手法があります(比較したい2群をことなる同位体アミノ酸をいくつか含む培地それぞれで培養したのちタンパク質を抽出し、両者を等蛋白質量で混合してLC-MS/MS解析に持っていく)。A,Bのサンプルを別々に流して比較するとかですと目視でわかるほど量的に極端に大きな差異があるものしか調べることができませんし大したことは分かりません。
銀染色は糖鎖やその他個々のタンパク質の性質により染まり方がしばしば異なることがあり、比較する際に、定量性を欠くことがしばしばあります、ていうか当てになりません。定量性の面ではCBBR250染色の方が定量性あります。tada
もしバンドをゲルから切り出してLC-MS/MS解析するならば、普通のCBBは色素でカラムや配管内を汚すことがあるのでColoidal Blus染色液kitなどLC-MS/MSに適した染色液を使いましょう。 |
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