似たようなトピックはあったのですが、答えが見つからなかったので新しく質問させてください。
免疫共沈降実験を行なっているのですが、適切なlysis bufferが何かで悩んでいます。cell signallingのRIPA bufferを使ったのですが、WBでは出たanti-flagのバンドがco-ip後は見られませんでした。
沈降させたいものは、細胞膜内に埋まっているもので、HEK293T細胞にFLAGタグ付きのものを過剰発現させ、anti-FLAG magnetic beadsで沈降させています。
WBで見たものが見えないので、beadsのやり方に問題があるかと思いましたが、同時に行った細胞質にあるタンパク質のサンプルのではきちんと現れたのでbeadsには問題がないかと思われます。
細胞膜内に局在するタンパク質にはCHAPSが良いと調べていて辿り着いたのですが、HEPESに入れるのが良いのか、今持っている RIPA bufferに加えても良いのかもわからず、教えていただけたらと思います。また、他に何か問題点や見落としているものがあったら教えていただきたいです。
ちなみに使ったRIPA bufferの中身はこのようになっています。
20 mM Tris-HCl (pH 7.5)
150 mM NaCl, 1 mM Na2
EDTA
1 mM EGTA
1% NP-40
1% sodium deoxycholate
2.5 mM sodium pyrophosphate
1 mM b-glycerophosphate
1 mM Na3VO4
1 µg/ml leupeptin. |
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