negative dataも載せたほうが良いと思います。名前は割と有名ですが、質をめぐっては人により評価の大きく分かれるOA雑誌で、ほぼ全部ネガティブデータ(こうではないかと仮説を立ててあれこれ調べてみたが、全部期待を裏切る結果だったという結論)という論文の共著者になりました。その雑誌はネガティブな結論であっても実験自体が適正に行われていれば受理することもあるという方針だったためか、レビュアー3人ともこの点に批判的な指摘はしておらず、アクセプトされました。有名雑誌でも題名にNotという言葉の入る(従来の説を否定する)論文もありますね。なのでランクだけでなくジャーナルの編集方針をよく確認されて最適なジャーナルをえらぶことも重要と思います。
BBRCは明かな新奇性と速報性(今あるデータだけでとりあえず発表する理由)がないと難しいです。基本的にリバイズの機会がないので、実験のやり直しが必要なとこがあると、落とされます。実際、まあBBRCでいいか、といって投稿して普通にリジェクトされているの知ってます。みなさん投稿前にいろいろ言いたいこと言ってた手前、リジェクトされたとは言いません。それで、(落ちたという話を聞かないので)BBRCは通りやすいとかザルだとかみたいな神話が昔から流布しています。繰り返します。あれはガチで査読してます。 |
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