いつも勉強させていただいております。
現在オルガノイドの作成に、マトリゲルGFRを用いたサンドイッチ法 (オーバーレイ法)で実験をしておりますが、均一な厚みのマトリゲル層を作成するのに苦戦しております。
具体的には24well plateを事前に冷蔵庫で冷やし、氷上にplateをおいて各wellにマトリゲル原液100μlを冷却したチップでいれ、well全体に行き渡らせてから37℃のインキュベーターにいれて30分間重合しています。そうした場合マトリゲルがwellの外側にかたよってしまい、中央部分ではオルガノイドが形成されませんでした。200μl程度applyすると中央部分もオルガノイドが形成されたのですが、今度は厚くなりすぎた外周部分のオルガノイドが極端に成長が早くなるといった事象がおきています。培地を用いてマトリゲルを50%に希釈して粘稠度をさげてみたのですが、中央に厚みをもたせようと全体量を増やすと外周に厚みができすぎ、やはりオルガノイド成長速度に差が大きくでてしまっています。
表面張力によってwellの外側と内側のマトリゲルの厚みに差がでてしまうことに対して、何らかの工夫ができればと考えております。
皆様よい知恵がありましたら、ご教授いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。 |
|