細胞によって反応が異なるというか逆というのは時々経験しますし、普通です。プラスに働くcell lines とマイナスに働くcell linesそれぞれのグループの中で共通もしくは類似すること、また両グループの間で違うことを探ることで新しいことが見つかる可能性があります。受容体の発現量やアイソタイプの違い、細胞株の由来の発生母組織、など検討できるのではないでしょうか。
観察結果の一部をあえて見ないことにして、自分で考えたシンプルなストーリーで説明できるようにすることは、(今、その関連の研究をしている人たちを誤った方向に読者を引っ張ってしまい、時間とお金を無駄にしてさせてしまう恐れがあるので、やって欲しくないです。今回の時点では原因は究明できないにしても、せめてcell line によりレスポンスは異なることは明示して欲しいです。 |
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