現在α-シヌクレインの凝集体形成をブラックウェル中でチオフラビンTを用いてモニタリングする実験を行っています。
先行論文を参考にして、凝集体形成が発生する条件で実験を行っているのですが、予想に反して蛍光強度が経時的に減少してしまいます(凝集体が形成されているならば蛍光強度は通常増加する)。
蛍光が増加せず変動しない場合は凝集形成がなされていないという考察ができますが、減少する原因として考えられることはありますでしょうか。
以下に現在行っている実験の条件を示します。
・α-シヌクレイン モノマー 2µM(最終濃度)
・α-シヌクレイン PFF 1µM(最終濃度)
・Thioflavin T 5µM(最終濃度)
全量180µl(in PBS)
・蛍光測定設定
Temperature: 37°C
Read Type: Well Scan
Wavelength: Excitation at 450 nm and Emission at 485 nm
PMT Gain: 80
Flashes per read: 6
Shake: 20 seconds before read
measuring time:total 72h(each 5 min scan)
これまでに改善策としてPBSのpHの検討のみは行いました。
アドバイスのほどお願いいたします。 |
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